PS4/Xbox One/PC版が5月上旬にリリースされ、そこから遅れて2015年内にWii U版もリリース予定とされているSlightly Mad Studios開発のリアルカーレーシングゲーム『Project CARS』。以前は熱量を持って取り組んでいた一方で、対応プラットフォームの中心がPS4/Xbox Oneに移って以降は、デベロッパーや海外で販売を担当するバンダイナムコエンターテインメントからもはっきりとした進捗が伝えられずにいます。

残念ながら、Wii U版開発はかなり難航し、製品化が難しい状況にあるようです。

Slightly Mad StudiosのボスIan Bell氏はフォーラムで、Wii U版『Project CARS』は目標としている720p/30fpsを達成できず、720p/23fps程度の描画にとどまっている状況であることを明かしました。安定的な30fpsの実現可能性は必ずしもゼロではないものの、途方も無い作業量になるだろうとして現実的では無いとの見解。

任天堂は今年のE3で開発中の新型ゲーム専用機「NX」に関するアナウンスは無いと既に発表していますが、Bell氏は“噂”を聞いたとして、任天堂ゲーム機向け『Project CARS』を実現するための新しいコンソール発表に期待を寄せています。デベロッパーの関心は次世代機へと移り、既にWii U版には見切りを付けているように見えます。

『Project CARS』は、当初の計画では、PS3やXbox 360も対応プラットフォームに含まれていまいた。その当時は一応Wii Uが性能的に最上位にいて、GamePadのセカンドスクリーン表示も含め、ドライビングシミュレーションを作る上で魅力的なハードだとされていました。

しかしながらその後、ソフトの開発長期化に伴ってPS4/Xbox Oneが登場。新世代機が対応プラットフォームに加わり、PS3/Xbox 360と置き換わったことで、Wii Uは描画性能面で最下位と立場が一変していました。

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