Wii Uとニンテンドー3DSといった任天堂の現行ゲーム機では、ビジネス的な観点や様々な課題から、当該地域外で発売されたソフトウェアを遊ぶことができない、いわゆるリージョンロックがかかっている仕様ですが、将来的にはこの制限を解除し、他機種で見られるように、海外版を遊べる日が来るかもしれません。

決算説明会の質疑応答でリージョンロック解除の進捗について尋ねられた岩田社長は、現行機で途中からリージョンロックを外すのは現実味が無いとした上で、2016年に発売予定の『NX』ではこの制限を解除する方向で動いていることを示唆しました。

リージョンロック解除はまだ決定した話ではありませんが、岩田社長をはじめとして任天堂社内ではユーザーの要望実現に前向き。“実現した際にどういった問題があるか”を検討している段階で、回答をポジティブに捉えれば、その問題の解決に取り組んでいると期待して良さそうです。

現行のゲーム機では、途中からリージョンロックを外すというのはさまざまな課題がありますので、そのことについては現実味がないだろうという理解をしています。

一方で、NXに関しては、「そのようなお客様の声がある」または「市場からの提案がある」という前提で、まだ決定はしていませんが、「それを実現しようとするとどういう問題があるか」ということを社内で検討しています。それが現在の状況とお考えください。ご希望は認識していますので、私としては前向きに考えたいと思っています。

(via: 2015年5月8日(金) 2015年3月期 決算説明会 – 質疑応答

リージョンフリーが実現すれば、海外でのみ発売されるソフトを輸入して、あるいは輸入販売している業者から購入して遊ぶことが可能になります。例えばオーストラリアのような、英語圏でありながら市場が小さいばかりにソフトが発売されないケースも少なくない地域のユーザーにとっては、実現すればビッグニュース。現地版の新品が売れなくなる恐れも出てくるので、発売当初から完全に自由化するのは難しいかもしれませんが。

日本でも、Wii Uのような国内と海外とでソフトラインナップに差がある状況に陥れば、海外版を求めるユーザーが少なからず出てくるでしょうね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で