家庭用ゲーム機でもたびたび話題になる、ソフトメーカー製タイトルやDLCの「独占販売」ですが、スマートデバイス分野においても販売権を巡る争いが加熱しているようです。

ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えたところによると、人気ゲームタイトルを先行販売してもらうように積極的に働きかけているとのこと。見返りとして、アプリストアや機能リストの目立つ場所にアプリを配置し、販促支援することなどを提案。

一例としてEAの『プラントVS.ゾンビ 2』が紹介されています。EAは『プラントVS.ゾンビ 2』の発売にあたり、App Storeで同タイトルの販促を行う契約をアップルと締結。EA側は約2ヶ月間、iOS版の先行販売を行ったということです。

Plants vs. Zombies™ 2

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ZeptoLabの『カット・ザ・ロープ2』発売時にも同様の手法が取られ、こちらは約3ヶ月の独占販売されました。

Cut the Rope 2

Cut the Rope 2 (100円)
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『アスファルト8』等を配信するゲームロフトも提案を受けたものの、彼らの場合は独占配信は行わず、iOS/Android両OSへ同時配信を決定しました。

アスファルト8:Airborne

(2014.04.21時点)
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Appleは、独占販売権を得るために料金の支払いは提案せず、マーケティングや販促支援を申し出るに止めているという話。Googleはブランド戦略を盛り込んだアプリ販促支援を行っているとのこと。

AppleとGoogleというメジャー2社に加えて最近ではAmazonも加わり、魅力的なタイトルの奪い合いは加熱の様相を呈しています。人気タイトルを囲い込もうという動きがさらに激化していけば、これまで以上の優遇策が出てくることも予想されます。

IDCのルイス・ワード氏は「端末購入の意思決定要因としてはゲームは非常に小さい」と述べ、独占タイトルはスマートデバイス購入時に家庭用ゲーム機ほど影響しないと指摘しています。

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