カプコン、開発体制強化を目的として新たに研究開発ビル2棟を建設


 

カプコンは14日、開発体制強化を目的として、大阪本社周辺に新たに研究開発ビルを2棟建設することを発表しました。家庭用ゲーム開発に加えてモバイルコンテンツやPCオンライン開発力を増強し、競争力の優位性確保を目指します。


発表によると、両研究開発ビルにはモーションキャプチャー室や効果音を作成・収録する録音スタジオ、100名以上の収容が可能な多目的スペースを設置するなど、最新設備が導入されます。カプコンはクオリティコントロールが容易な内製比率を高めるため、新卒を中心に毎年100名規模の開発人員を採用し、2021年度末までに開発スタッフを2,500名まで拡大する予定です。

2014年3月期はモバイルタイトルの苦戦により特別損失を約50億円計上しているカプコン。『モンハン』依存が大きくなってきていますし、カプコンらしい新規IPの創出を期待したいところです。

「研究開発ビルS棟(仮称)」は地上8階地下1階建てで、延べ床面積は2054.38m²(621坪)。2013年5月に着工されており、2015年1月に竣工予定。「研究開発ビルN棟(仮称)」は地上16階地下2階建てで、延べ床面積は10,972.87m²(3,319坪)。2014年4月より着工。2016年2月に竣工予定です。

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