創刊100号を迎えた英Official Nintendo Magazine誌に宮本茂氏のインタビューが掲載され、その中で今や任天堂の右腕として注目される、レトロスタジオの動向について語られました。


レトロスタジオは『メトロイド プライム』シリーズと『ドンキーコング リターンズ』を担当したスタジオで、E3 2013では最新作として『ドンキーコング トロピカルフリーズ』が発表されました。レトロスタジオのCEO、Michael Kelbaugh氏はショウの期間中のインタビューで、「実現したいアイデアがまだ多く残っているから」と、『ドンキーコング』を新作に選択した理由を語っています。

実際、『トロピカルフリーズ』ではSDKシリーズからディクシーコングが復帰したり、基本は2Dアクションでありながらダイナミックなカメラアングルの採用、水中ステージの復活と様々な新要素が既に判明しています。さらにはSDKシリーズでコンポーザーを務めたDavid Wise氏も今作は参加しています。

『メトロイド プライム』シリーズは2007年(国内版は2008年)のWii U『メトロイドプライム3 コラプション』を最後に休止していますが、『メトロイド』自体は『Other M』が発売されたり、Wii U『Nintendo Land』のアトラクションにも採用されるなど、『ゼルダの伝説』と同い年のフランチャイズは任天堂にとって今なお重要なIPの1つです。

「僕が確かに思うことは、『メトロイド』は任天堂にとって大切なフランチャイズで、将来的に僕たちに何が出来るのかを見てみたいフランチャイズだということです。それに間違いなく、『メトロイド』に取り組んでいるだろうと考えられる潜在的なチームに関して、レトロスタジオはまず最優先にありますね」

宮本氏はまた、レトロスタジオは同時期に複数のプロジェクトを抱えられるスタジオに成長したと評価。ドンキーとは異なるプロジェクトも進行中だと明かし、レトロ開発の別プロジェクトもこの先見ることができるでしょうと述べています。

Kelbaugh氏はE3で、レトロはまだ大型タイトルを複数同時には抱えられないと述べていましたが、今はもう少し余裕ができてきたのでしょうか。12月発売の『ドンキーコング』も完成間近でしょうし、ドンキーが落ち着けば別プロジェクトも増員され、開発も本格化していくのかもしれないですね。

『メトロイド』は2016年に生誕30周年を迎えます。過去を振り返るばかりではなく、新作がある状態で迎えたいものです。

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