シリコンナイツ、レイオフにオフィス閉鎖。コアメンバーは『Shadow of the Eternals』を発表したPrecursor Gamesに在籍


 

海外サイトPolygonの報告によると、『エターナルダークネス』や『トゥー・ヒューマン』で知られるシリコンナイツは現在、ほぼ閉鎖状態にあるということです。


Epic Gamesとの訴訟に敗訴し、賠償金445万ドルを科されたシリコンナイツは、昨夏の時点で従業員の大半を解雇。今は僅かなスタッフが在籍しているのみで、ゲームのアセットを含む殆どの資産が売却され、100人規模が居た開発オフィスも閉鎖され、リースに出されているということです。

時を同じくして、創立メンバーであるDenis Dyack氏やコアメンバーのグループによってPrecursor Gamesが設立されました。

Precursor Gamesは、シリコンナイツから売却に出されていた資産の一部を取得。それには『エターナルダークネス』のアートアセットやデスク、椅子といった備品、またコンピュータも含まれているとのこと。なお訴訟対象となっていた資産を含まないよう、全てのコンピュータはフォーマットされた上で売却されたということです。

Precursor Gamesは先日、取得したアセットに含まれる『エターナルダークネス』のコンセプトを継いだホラーアドベンチャー『Shadow of the Eternals』を、2014年の発売を目指しWii UとPCで開発中であることを発表しました。


この記事をシェアする