全ての日程を終え、今年も閉幕したGDC 2013ですが、期間中にNPDやiResearch、Digi-Capitalのアナリストから、世界中で成長し続けているデジタルゲーム市場に関するデータが提示されました。


データによれば、2012年の欧米におけるダウンロードコンテンツを含むデジタルゲーム販売は、前年比33%の成長を見せたとのこと。

NPDのゲーム業界アナリストであるLiam Callahan氏は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツにおけるデジタルゲームコンテンツに関する興味深いデータを提示しました。

4ヶ国における2012年の販売額は100億ドルで、内訳はアメリカが59億ドル、イギリスが17億ドル、ドイツが14億ドル、フランスが10億ドルでした。中でもアメリカでは、デジタルコンテンツが今やゲーム市場の4割を占め、2010年から28%成長しています。

新品ゲーム販売は総売上の5割に届かず

2012年、アメリカ国内における新品ゲームの年間消費は71億ドルでした。市場全体では148億ドルで、新品ゲーム販売の占める割合は48%と半数を割り込んでいます。

NPDの推計になりますが、新品ゲーム以外の販売額はというと、中古ゲームが15.9億ドル、デジタルゲームやDLCが22.2億ドル、会員制など定額サービスが10.5億ドル、ソーシャルネットワークゲーム5.44億ドル、レンタルが1.98億ドル、そしてモバイルゲームが21.1億ドルでした。

小売店が販売する新品パッケージタイトルの売上高は2011年から22%以上下落し、中古ゲームも同様に17%下落しています。一方で、ダウンロード版やDLC販売の総額は前年比33.9%上昇、定額制のサブスクリプションゲームは12.9%、モバイルゲームもまた10.4%の成長を見せたということです。

日本のゲーム市場も例外ではない

今回提示されたデータは欧米のものでしたが、日本のゲーム市場に目を向けてみても、パッケージタイトルの販売数はここ数年減少傾向にあります(2010年:6,300万本→2012年:5,100万本)。家庭用ゲーム業界も今後数年で他のエンタメ産業、音楽や映画、出版界にも訪れているデジタル時代への本格対応を迫られることになっていきそうです。

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