4月に発売された、任天堂のニンテンドー3DS用ソフト『ファイアーエムブレム 覚醒』。本作では任天堂のパッケージタイトルとして、初めて本格的な追加ダウンロードコンテンツの仕組みが導入されましたが、有料DLCのダウンロード件数が120万件、4億円近い売上になっていることが明らかになりました。


FE覚醒のDLCについては9月20日の基調講演第1部に登壇した一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)会長の鵜之澤伸氏(バンダイナムコゲームス副社長)の「日本ゲーム産業に今、必要なコト~ゲームビジネス新時代の展望」と題された講演の中から明らかになったもので、このデータは

「任天堂の岩田社長から『CESA会長就任祝い』ということでかなり無理してデータを教えてもらった」

とのこと。

普段はなかなか開示されないダウンロード関連データですが、そのデータによると、ニンテンドー3DSのインターネット接続率は75%以上あり、FE覚醒のDLCダウンロード件数は120万件、売上は約3.8億円とのこと。

FE覚醒の売上はメディアクリエイト調べのランキングで最後に数字を確認できた時点で41.7万本。それ以降もTOP50圏内に暫く残っており、さらにはオンラインで販売された3DS本体同梱パックも含めて累計は50万本近いのではないかと見られています。

単純に1人2本以上購入している計算です。もちろん、実際はコアなファンがかなりのダウンロード割合を占めているんでしょうけど。

3DSのネット接続率については、岩田社長の2012年4月の決算説明会社長説明において「日米市場で70%強、欧州で約50%」とありました。インターネット接続による遊びの広がりを示したことで、そこからさらなる伸びを見せています。

何月時点の接続率かは不明ですが、8月末時点だとすると3DSプラットフォームの累計販売台数はだいたい720万台。その75%なので、540万台程度の3DSがオンライン環境にある計算です。

累計1,250万台ほどあるWiiのネット接続率は約4割と言われているので(ドラクエ10の発売で少し変化があったかもしれませんが)、オンライン環境にある3DSの台数は、発売から1年半で既にWiiをしのぐほどになっています。3DSはまだ普及半ば。これからも市場は拡大していきます。

無線でオンラインに簡単に接続できるようになり、以前のような敷居の高さは無くなりました。家庭にネット環境が無くても、Wi-Fiスポットが多数設置されています。

任天堂は今後も『New スーパーマリオブラザーズ2』や『とびだせ どうぶつの森』といった自社タイトルのダウンロードコンテンツ販売を予定しており、デジタル市場のさらなる活性化を目指しています。

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