「デジタルビジネスの規模は5%、10%増えるというものではなく、もっとドラスティックな変化になる、この3年が大きなポイントだと思っている」

任天堂の岩田社長は、決算説明会の質疑応答の中で、任天堂の今後のデジタルビジネスについてコメントしました。


これはアイテム課金のビジネスについて質問を受けた岩田社長が、返答の中でデジタルビジネスについても触れたもの(質疑応答Q12)。任天堂はWii/ニンテンドーDS/ニンテンドー3DSで、WiiウェアやDSiウェア、バーチャルコンソールといったダウンロードソフトを配信していますが、その市場規模はまだ大きくありません。オンライン対戦についても、どちらかといえば消極的。

しかしこの6月に「ニンテンドーeショップ」を立ち上げたことで、これまでより前提条件は整ったと、岩田社長は話しています。3DSや、来年度発売されるWii Uでは、今後追加コンテンツやアイテム課金を行えるような仕組みを現在整備中だとか。

3DSに関しては年内にも動きがあり、来期になればさらに厚みが増してくるとのこと(Q3-1、Q3-2)。

アイテム課金についても否定しておらず、ソフトに付加価値を与えられるのであれば、今後の任天堂ソフトでもDLCの導入の可能性は高そう。

古くはファミコン時代からネットワーク関連の実験を続けている任天堂ですが、決して上手くいっているとは言えない分野でもあります。ニンテンドー3DSや、Wii Uはデジタルビジネスにフォーカスを当てて開発されたということで、何度目の正直かわからないけれどこの3年が任天堂のデジタルビジネス本格化への転換期となりそうですね。

流れの早い業界で、3年は長く見すぎやしないかとも思うけど、市場規模にドラスティックな変化をもたらすために、3DSで苦戦する任天堂がどういった手を打ってくるのかは楽しみでもあります。

ニンテンドー3DS アクアブルー / 任天堂
ニンテンドー3DS
メーカー:任天堂
発売日:2011年2月26日
希望小売価格:15,000円(税込)

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