任天堂が復活し、Activisionの『Call of Duty』が前年の不振を払拭し、EAが数字を落とした2017年のUKゲーム小売市場。パブリッシャーの勢力図はどのように動いたのでしょうか。GfK と Ukie が2017年のパブリッシャーランキング上位20社を発表しています。

最大手 EA のシェアが減少、Activision が接近

2017年に英国内で最もソフトが売れたパブリッシャーは、1番人気の『FIFA』シリーズを抱える EA でした。ただしそのシェアは2016年から5ポイントして17%。『FIFA 18』のパッケージ(ボックス)販売が減少したことや、『Star Wars: Battlefront II』が『Battlefield 1』と比較して小規模だったことが響きました。

一方、2番手の Activision は15.7%に上昇。『Call of Duty』シリーズの最新作『WWII』が前年の『Infinite Warfare』と比較して大幅に売上を伸ばしたことや『Destiny 2』、『ラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』が貢献しています。

ニンテンドースイッチの成功により、2017年は据置機での復活を印象づける年となった任天堂。Ubisoft を抜いて3位に入りました。トップ10入りこそなりませんでしたが、『マリオカート8 デラックス』『スーパーマリオ オデッセイ』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の3タイトルがスイッチ市場を牽引。『スプラトゥーン2』や『1-2-Switch』も年間トップ50に入る人気となりました。

4位は Ubisoft、5位はソニー(SIE)が続き、上位5社で全体の6割以上を占めました。

日本のメーカーではスクウェア・エニックスが1.9%で10位。『バイオハザード7』がヒットしたカプコンは1.8% 。前年の19位から8ランクアップして11位でした。バンダイナムコ(1.4%)、セガ(1.2%)、コナミ(0.5%)もトップ20入り。

インディータイトルのパッケージ販売を手がける Sold Out や Team17、Maximum Games がトップ20入りを果たしており、メジャー以外のパブリッシャーにも人気が集まる年となりました。

2017 UK ゲームパブリッシャーランキング トップ20(本数)

2016 2017 会社名 シェア(本数)
1 1 Electronic Arts 17%
2 2 Activision Blizzard 15.7%
4 3 任天堂 11.3%
3 4 Ubisoft 9.8%
6 5 Sony 7.9%
7 6 Warner Bros 6.9%
5 7 Take-Two 6.1%
9 8 Bethesda 5.1%
8 9 Microsoft 4.9%
10 10 スクウェア・エニックス 1.9%
19 11 カプコン 1.8%
12 12 505 Games 1.4%
11 13 バンダイナムコエンターテインメント 1.4%
15 14 Codemasters 1.2%
16 15 セガゲームス 1.2%
13 16 Tell-Tale 0.7%
24 17 Team17 0.6%
32 18 Sold Out 0.6%
14 19 コナミ 0.5%
27 20 Maximum Games 0.4%

2017 UK ゲームパブリッシャーランキング トップ20(金額)

2016 2017 会社名 シェア(金額)
1 1 Electronic Arts 22.2%
2 2 Activision Blizzard 18.2%
5 3 任天堂 12.5%
3 4 Ubisoft 9.7%
6 5 Sony 6.9%
8 6 Warner Bros 5.6%
4 7 Take-Two 5.1%
9 8 Microsoft 3.8%
9 9 Bethesda 3.2%
16 10 カプコン 1.7%
10 11 スクウェア・エニックス 1.6%
11 12 バンダイナムコエンターテインメント 1.4%
12 13 Codemasters 1.3%
18 14 セガゲームス 1%
13 15 505 Games 0.7%
32 16 Sold Out 0.7%
15 17 コナミ 0.5%
14 18 TellTale 0.5%
26 19 Team17 0.4%
20 Studio Wildcard 0.4%

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