NPD グループから2017年11月の米ゲーム小売市場動向が発表され、月後半にホリデー商戦期の開幕を含む11月の売上高は、ハードウェアを中心にソフトウェア・周辺機器類も前年比でプラスとなり、全体では30%増の26.8億ドルを記録したことが明らかになりました。

ソフトウェアでは『Call of Duty: WWII』が2012年の『Call of Duty: Black Ops II』以来の高水準でデビュー。ハードウェアでは大幅値引きも行われた PlayStation 4 が月間1位を獲得したほか、Nintendo Switch も値引き無しで好調な販売。Xbox One X のローンチもあったマイクロソフト陣営も金額ベースで好調な月となりました。

2017年11月の NPD 米ゲーム小売市場動向

ソフトウェア:『CoD: WWII』が『CoD: BO2』以来の高水準で年間1位デビュー

2017年11月 月間 U.S. チャート トップ20

  1. Call of Duty: WWII
  2. Star Wars: Battlefront II
  3. Assassin’s Creed: Origins
  4. NBA 2K18
  5. Madden NFL 18
  6. スーパーマリオ オデッセイ*
  7. FIFA 18
  8. Need for Speed: Payback
  9. Destiny 2**
  10. ポケットモンスター ウルトラサン*
  11. ポケットモンスター ウルトラムーン*
  12. Middle-earth: Shadow of War
  13. Grand Theft Auto V
  14. The Sims 4
  15. ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド*
  16. マリオカート8 デラックス*
  17. Wolfenstein II: The New Colossus*
  18. South Park: The Fractured But Whole
  19. WWE 2K18
  20. Just Dance 2018

*デジタル販売を含まず
**Battle.net 販売を含まず

ソフトウェア市場の売上高は前年同月比19%増の11億6400万ドル。PCソフトは13%増の3300万ドルでした。総合で月間1位を獲得したのは Activision の世界的人気 FPS シリーズ最新作の『Call of Duty: WWII』。

『Destiny 2』に続いて初登場にして年間1位となり、 Activision Blizzard は年間1位2位タイトルを保有する、今年のナンバーワンパブリッシャーの座についています。NPD のアナリスト Mat Piscatella 氏は「『Call of Duty』は我々が調査を開始して以降最も多くの収益を上げているフランチャイズです」とコメント。

2位は EA の『Star Wars Battlefront II』、3位は Ubisoft の『Assassin’s Creed: Origins』が続きました。2年ぶりに発売された『アサシンクリード』シリーズの新作は、2013年の『Assassin’s Creed IV: Black Flag』以降で最も多くの収益を上げています。

この時期人気のスポーツゲームのトップは、4位に入った『NBA 2K18』。『Madden NFL 18』は5位、『FIFA 18』は7位でした。著名シリーズの新作が発売され、活況だったレースゲームも引き続き好調。10月は『Forza Motorsport 7』や『グランツーリスモ SPORT』によってジャンルの規模が前年比2倍に拡大しましたが、11月はさらに拡大して前年比3倍を記録しています。

『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』はそれぞれ10位と11位に初登場。3DSチャートで3位に入った『ダブルパック』も発売され、売上が分散しています。任天堂タイトルのトップは6位に入った『スーパーマリオ オデッセイ』。15位に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、16位には『マリオカート8 デラックス』も入りました。

Xbox One

  1. Call of Duty: WWII
  2. Star Wars: Battlefront II
  3. Assassin’s Creed: Origins
  4. NBA 2K18
  5. Madden NFL 18
  6. FIFA 18
  7. Need for Speed: Payback
  8. Destiny 2
  9. Forza Motorsport 7
  10. Middle-earth: Shadow of War

PlayStation 4

  1. Call of Duty: WWII
  2. Star Wars: Battlefront II
  3. Assassin’s Creed: Origins
  4. NBA 2K18
  5. Madden NFL 18
  6. FIFA 18
  7. Need for Speed: Payback
  8. Destiny 2
  9. Grand Theft Auto V
  10. Wolfenstein II: The New Colossus*

Nintendo Switch*

  1. スーパーマリオ オデッセイ
  2. マリオカート8 デラックス
  3. ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
  4. The Elder Scrolls V: Skyrim
  5. スプラトゥーン2
  6. マリオ + ラビッツ キングダムバトル
  7. ソニックフォース
  8. Doom 2016
  9. ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX
  10. Just Dance 2018

Nintendo 3DS*

  1. ポケットモンスター ウルトラサン
  2. ポケットモンスター ウルトラムーン
  3. ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン ダブルパック
  4. スーパーマリオメーカー for Nintendo 3DS
  5. 大乱闘スマッシュブラザーズ
  6. マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
  7. Minecraft
  8. マリオ&ルイージRPG1 DX
  9. マリオカート7
  10. ポケットモンスター サン

2017年 年間トップ10

  1. Call of Duty: WWII
  2. Destiny 2**
  3. NBA 2K18
  4. Madden NFL 18
  5. Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands
  6. ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド*
  7. Grand Theft Auto V
  8. For Honor
  9. Injustice 2
  10. Horizon Zero Dawn

過去12ヶ月間の売れ筋 トップ10

  1. Call of Duty: WWII
  2. Destiny 2**
  3. NBA 2K18
  4. Madden NFL 18
  5. Grand Theft Auto V
  6. Call of Duty: Infinite Warfare
  7. Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands
  8. ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド*
  9. NBA 2K17
  10. ファイナルファンタジーXV

ハードウェア & 周辺機器・アクセサリー:PS4が過去最高の単月売上で1位

ハードウェア市場の売上高は52%増の11億4700万ドル。トップはソニーの PlayStation 4 でした。ブラックフライデーに合わせて期間限定で100ドル割引の199.99ドル販売が行われた PS4 は、この11月に発売以来最大の月間販売台数を記録。大きく普及台数を伸ばしました。

品薄解消のため値引きどころではなかった Nintendo Switch も引き続き好調。Xbox One X が発売された Xbox One も金額ベースでは1番手となり、いずれのハードも過去最高級に好調な月となりました。

今年これまでに、ハードウェア市場は2016年と比較して28%拡大して34億ドルを販売。3月のローンチ以来人気が続いている Nintendo Switch やミニスーパーファミコンのようなプラグアンドプレイ(Plug N Play)デバイス、今世代王者の PlayStation 4 が継続的に市場拡大に貢献しています。

周辺機器・アクセサリーも昨年11月から11%増の3億4400万ドルを販売。プラス要因は主にコントローラーで、この部門は昨年から30%増加したそうです。

2017年11月 米ゲーム小売市場規模

  • ハードウェア:11億4700万ドル(前年同月比+52%)
  • ソフトウェア:11億6400万ドル(+19%)
  • PCソフト:3300万ドル(+13%)
  • 周辺機器・アクセサリー:3億4400万ドル(+11%)
  • トータル:26億8000万ドル(+30%)

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