任天堂は12日、2017年3月に発売を開始した家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」について、12月10日時点で全世界累計販売台数が1000万台を突破したと発表しました。

家庭用ゲーム機があまり活発に売れる時期ではない3月の発売で、まだホリデー商戦が続いている最中ですが、立ち上げからの勢いのままスイッチが1000万台を突破。

ここでいう販売台数は Sell-through (セルスルー、実売、小売店から消費者へと販売された個数)で、数字は任天堂調べ。

3月発売のニンテンドースイッチ、発売9ヶ月で世界販売1000万台突破

2017年3月3日の発売開始以来、世界的に人気となり品薄が続いていた任天堂の新型家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。据置型ゲーム機でありながら、携帯型ゲーム機のように外へ持ち出して遊ぶこともでき、テレビの前で腰を据えて遊ぶことが前提だった据置型ゲーム機の常識からついに脱却。

また、本体の左右に1つずつ備わっている専用コントローラーの Joy-Con (ジョイコン) は、片方でも単体のコントローラーとして機能することから、周りの人に “おすそわけ” してすぐにマルチプレイを楽しむことができるなど、「いつでも、どこでも、誰とでも」のコンセプト通りの特長を備えています。

本体同時発売タイトルである『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、据置型ゲーム体験を外へ持ち出せるソフトの代表として登場。3月末までの販売本数は、スイッチ本体の販売台数を上回る276万本を記録するなど、初期スイッチを強烈に牽引しました。年末には多数のメディアでGOTY(Game of the Year、ゲーム・オブ・ザ・イヤー、今年のゲーム)を受賞するなど、販売だけでなく内容面でも最大級の評価。

その後も任天堂の想定を上回る販売ペースが続き、供給がまったく追いつかなくなる時期も。7月21日の『スプラトゥーン2』の頃から徐々に出荷量が増え始め、10月27日の『スーパーマリオ オデッセイ』でさらに増加。一年で最も盛り上がるホリデー商戦に入り、北米では感謝祭とブラックフライデーサイバーマンデーの3日にオンラインで最も売れた製品となるなど、ますます勢いづいています。

この12月には、台湾と韓国で Wii 以来となる据置ハード投入を果たすなど、任天堂はスイッチの販売地域の拡大にも力を入れており、2017年が終わるまでには、さらに多くのスイッチが世界各地へ届けられることとなりそうです。

スイッチの販売台数推移

2017年3月末:274万台
2017年6月末:466万台
2017年9月末:763万台(セルイン)
2017年12月10日:1000万台(セルスルー)

任天堂は2017年4月から2018年3月末までの1年で1400万台、3月からの累計では1700万台もの出荷を計画していますが、ホリデー商戦の勢い次第ではこれでもまだ足りないかもしれません。

任天堂は、特に品薄が続き、オンラインを中心に定価を上回る価格での取引が未だ行われている国内市場向けに、この12月、これまで以上の出荷を計画していると発表。「さらに多くのお客様にお買い求めいただけるよう努めてまいります」とコメントしています。

任天堂アメリカの社長兼 COO の Reggie Fils-Aime 氏(レジー社長)は次のようにコメントしています。

「リビングはもちろん、飛行機や地下鉄に乗っているときだって、世界中のファンはどこへ行くときもニンテンドースイッチを楽しむことができます。スイッチは購入した皆様から高い評価をいただいており、任天堂はホリデー商戦期間中の需要を満たすため、スイッチをお届けできるよう最善を尽くしています」

2017年、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『スーパーマリオ オデッセイ』『マリオカート8 デラックス』『スプラトゥーン2』など、任天堂を代表する著名・人気シリーズの新作がリリース。ハードの好調を支えました。

2018年は現時点で、任天堂から『星のカービィ スターアライズ』や『ベヨネッタ』『ベヨネッタ2』、『ヨッシー新作』『ファイアーエムブレム 完全新作』が発売予定。これに加えて、サードパーティもスイッチ展開に本腰を入れてくるなど、ソフト面もますます充実し、好調な販売が続くことが期待されます。

Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド
Nintendo Switch 本体
メーカー: 任天堂
発売日: 2017-03-03

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