3月の発売開始以来、好調な販売が国内外で続いている任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。

普及台数がまだ限られる中にあって『マリオカート8 デラックス』や『スーパーマリオ オデッセイ』がシリーズ歴代初動を更新するなどソフト販売にも勢いがありますが、英国のゲーム小売 GAME を運営する GAME Digital によると、同社がビジネスを展開する地域(イギリス&スペイン)では、これまでのところ、ハード1台あたりのソフト装着率は3となっています(デジタルを除く)。

スイッチソフトのパッケージ版のタイレシオは、GAME の16/17年度会計報告で明らかにされたもの。

パッケージが強いこうした売れ方は、デジタル市場で本編販売が行われていなかった Wii の頃と近いのだそう。発売36週時点でのタイレシオは、スイッチの3.0に対して Wii は3.1でした。

調査会社 IHS の調べでは、スイッチのソフトソフト市場はパッケージが78%を占めています。一方、デジタル移行が進んでいる PS4 の場合、同じ調査でパッケージソフトの割合は47%でした。スイッチ本体の内蔵ストレージが32GB(必要に応じて microSD カードで拡張可能)と限られていることで、パッケージ販売が主体となっているのではと見られています。

GAME はまた、英国とスペインにおけるスイッチの販売実績を報告。入荷が非常に限られていた時期もあったものの(特に『ARMS』発売頃の14〜16週目が厳しかったようで、この時期は在庫が枯渇し販売数量はほぼゼロに)、夏の『スプラトゥーン2』以降は改善。3月3日の発売開始以来、36週で46.9万台以上を販売しています。

同じ36週の販売数を比較した場合、ここまでのスイッチの普及ペースはおおよそ Wii の49%、Wii U の300%に相当します(両ハードともにスイッチがまだ経験していないクリスマス商戦を含む)。

『スーパーマリオ オデッセイ』の発売で、販売数がさらに伸びているスイッチ。GAME の CEO である Martyn Gibbs氏は、現時点では需要に対応できる十分な在庫があるものの、最大商戦期の年末商戦では欠品になる恐れがあるとして、クリスマスの前により多くの在庫が必要になるとの見通しを示しています。

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