セガ、テンセントと組んで中国市場で PC ゲーム配信。第1弾は『戦場のヴァルキュリア』


 

セガサミーホールディングス傘下のセガゲームスは6日、中国市場向けPCゲーム配信を強化すると発表しました。インターネットサービス大手のテンセントと協業し、PC 向けゲームプラットフォーム「WeGame」へコンテンツを配信します。

第1弾は、セガが2008年に発売し、累計100万本以上の出荷を達成した PlayStation 3 用シミュレーションRPG『戦場のヴァルキュリア』。具体的な配信開始日は未定。

セガ、テンセントと組んで中国市場への取り組みを強化

自社 IP やコンテンツの海外展開に積極的に取り組んでいるセガ。中国市場は、2017年11月より PlayStation 4 / Xbox One 用ソフトを初めて発売(8日に第1弾『ソニックフォース』を発売)するなど特に力を入れている地域の1つです。

今回のテンセントとの協業も、そうした中国展開強化の取り組みの一環で、家庭用ゲームやスマートデバイス向けソフトに加えて、PC 向けダウンロードゲームも中国市場で配信することで、より多くの方々へセガのコンテンツに触れてもらえる機会が生まれるとしています。

WeGame は、テンセントが運営するPC向けデジタルゲームの配信サービス。
「中国のユーザーに世界中の高品質なPCゲームを提供する」
「世界中の開発者が中国のユーザーへ簡単にゲームを届けられる環境を提供する」
「中国を世界トップレベルのPCゲーム市場に発展させる」
という三つのミッションを掲げ、中国トップの PC 向けゲームプラットフォームを目指して成長しています。

サービスでは現在、90タイトル以上のゲームを配信。登録ユーザー数は2億人、DAU(Daily Active User)は3300万人を超えているそうです。

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