米エレクトロニック・アーツが現地時間の10月31日に発表した2018年3月期のQ2業績は、『FIFA 18』をはじめとする EA SPORTS レーベルのスポーツゲームシリーズ最新作の発売やモバイル市場の拡大などにより、前年同期比+7%の増収となりました。7-9月期の売上高は9億5900万ドル(うちデジタルが6億8900万ドル、パッケージその他が2億7000万ドル)、純損益は2200万ドルの赤字でした。

ハイライト

  • 過去12ヶ月間のネットブッキング(以前の純売上高)は32億4000万ドルで、前年同期比+26%。デジタルの占める割合は前12ヶ月間の57%から63%に向上。
  • 『Madden NFL 18』プレイヤーの半数以上がストーリーモード “Longshot” をプレイし、また Q2 期間における「Madden Ultimate Team」のプレイヤー数は前年同期比で25%増加しました。
  • 『FIFA Moblie』のユニークプレイヤーベースは1億1300万人以上に成長。
  • 『Battlefield 1』のコミュニティは、世界2350万人以上に成長。
  • 『The Sims 4』の月間アクティブプレイヤー数は前年同期比で40%以上増加しています。

デジタルは19%成長

Q2のデジタルネットブッキングは5億7900万ドルで、前年同期比19%アップ。Q2としては過去最高を記録しました。主な牽引役は『Battlefield 1』と各種『Ultimate Team』、『Madden NFL 18』のフルゲームダウンロードでした。

ライブサービスのネットブッキングは22%アップの3億1000万ドル。この分野の成長に大きく牽引したのは『FIFA』と『Madden Ultimate Team』、『Battlefield 1』、アジア市場における『FIFA Online』、そして『The Sims 4』でした。EA Access と Origin Access も成長を続けています。

モバイルは9%増の1億5000万ドル。Q2として最高でした。主に『Star Wars Galaxy of Heroes』と『Madden Mobile』が貢献しました。

PS4/Xbox One 向けフルゲームの3分の1以上がデジタル経由で販売

ここ最近、パッケージタイトルの販売落ち込みが指摘され、その背景にはデジタル市場がさらに拡大していることが理由としてあるのではないかとの分析が出たりもしていますが、実際にそれを示すかのように EA タイトルもフルゲームダウンロードは28%増と大きく成長。1億1900万ドルを販売しています。過去12ヶ月間では54%増と急拡大。

Q2終了直前に発売された『FIFA 18』は、足下の動きでは全体の4分の1、25%がデジタル経由で売れています。前作『FIFA 17』は同じ発売から3週間で16%でした。デジタルの占める割合がより高い『Madden NFL』も、前年と比較して9%増の34%となっています。

年々デジタル販売の占める割合が高まっている EA。過去12ヶ月間の PlayStation 4 / Xbox One 向けソフト販売本数の36%をデジタルが占めています。その前の12ヵ月は30%で、1年で6ポイント増加しました。

『Madden NFL』や『Battlefield 1』のような、物理パッケージよりもデジタルが好まれるタイトルが、デジタル移行を主導しています。

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