9月29日、今年は全世界同時発売となった EA SPORTS の世界的サッカーゲーム『FIFA』シリーズの最新作『FIFA 18』。最初の週末の同時接続ユーザー数は、ピーク時に160万人に達したことが報告されるなど、最新バージョンも好調な立ち上がりとなっているようですが、日本国内でも興味深い売れ方を示しています。

ソニーの PlayStation 誕生以降、『FIFA』シリーズは主に PS (と、同世代の Xbox) をリードプラットフォームとして展開。任天堂のゲーム機にも一時期を除いて対応していますが、総売上に占める割合は高くありませんでした。

『FIFA 18』では Nintendo Switch に対応し、国内の任天堂ハードへ5年ぶりに復帰(海外版は『FIFA 15』以来3年ぶり)。

特に『FIFA』人気の高い地域の1つであるイギリスでは、初週セールスにおける機種ごとの販売割合が報告。PlayStation 4 / Xbox One 版が普及台数とそれまでのプレイヤー人口を背景に、実に97%という圧倒的なシェアを獲得しています(PS 4版が60%、Xbox One 版が37%)。つまり残る3%を、その他のプラットフォームで分け合いました。

UK 業界メディア MCV は、Xbox 360 版に次ぐ4番手だったスイッチ版の売上は、全体の1%にとどまったと報告しています。

一方で、ハードの売れ行きが異なる国内市場では、スイッチ版が PS4 版に次ぐ規模となっており、ユーザーがどう動いたのかは分かりませんが、数字の上では昨年まで2番手だった PS3 版の後釜に座っています。これまで販売ランキングに入ることも難しかった任天堂ハードの『FIFA』としては異例の売れ行きです。

スイッチの勢いによるところも小さくないでしょうが、持ち運びができ、外出先で携帯機のように手軽に楽しめる『FIFA』を、EA がこれまでの携帯機バージョンよりも本格的に仕上げてきた(任天堂ハードで FUT 初収録など)部分も評価されています。

発売3週目に入り、メディアクリエイトの週間販売ランキングではトップ20から漏れてしまったスイッチ版『FIFA 18』ですが、ファミ通のトップ30では20位にランクイン。この週は3442本を販売し、累計は2万833本。PS4 版は7731本を販売して累計7万7571本。前年並の販売ペースとなっています。

スイッチ版『FIFA 18』について、「数字も重要」だとして、今後スイッチのサポートを続けるかどうかの指標になると語っていた EA。グローバル展開しているメーカーなので日本市場だけで判断することは無いでしょうけれど、これまでにないセールスや悪くない評価は次への判断材料の1つにはなりそうです。

FIFA 18
FIFA 18
メーカー: エレクトロニック・アーツ
発売日: 2017-09-29

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