今年、STOXX 600(ストックス欧州600指数)の構成銘柄の中で5番目に高いパフォーマンスを達成したフランスのビデオゲーム会社 Ubisoft。新興市場への進出でゲーム業界全体の規模が今後数年の間に15〜20%拡大するとの予測もある中、同社はクラウドゲームやAIなど新分野への投資を積極的に行い、またアジアなどの新興市場でも存在感を高めたい狙いです。

「メディア・コングロマリットの中では、ビデオゲーム会社は成長できない」と語る、Ubisoft の CEO、Yves Guillemot 氏。「我々の産業では、革新的であるために、リスクを取るために独立性が必要とされます。これはVivendi のやり方とは相性がよくない」と続け、Ubisoft の株式を現在26%保有し、敵対的買収を目指し支配力を強める Vivendi を牽制しました。

独立性を維持できるのであればば、Ubisoft はまだまだ拡大していけると Guillemot 氏。新しい技術、たとえばクラウドゲーミングやAI(Artificial Intelligence、人工知能)、VR(Airtual Reality、仮想現実)、機械学習、AR(Augmented Reality、拡張現実)といったテクノロジーが成長のカギを握ると考え、投資していきます。

また、販売地域の拡大も視野に。まだカバーしきれていないアジア圏やロシアでの販売強化を目指します。

急成長するアジアでは、特に中国においてモバイルゲームが活況。Vivendi がモバイルゲーム会社の Gameloft を買収して以降、Ubisoft は世界有数の市場でのシェア獲得を目指し、モバイルゲーム開発部門を強化しています。

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