Nintendo Switch 向けに発売した『ウルトラストリートファイターII』が、計画を上回るスマッシュヒットを記録したことを報告しているカプコン。好調な販売実績を受けて、Nintendo Switch 対応を強化していく方針を明らかにしています。

カプコンは2018年3月期の事業戦略・計画で、「現行機移植版の拡充や、 Nintendo Switchを含めたマルチプラットフォーム展開を推進」していくとの計画を明らかに。辻本社長は5月に公開されたインタビューで、「状況を見ながら対応を考えていく」と Nintendo Switch への対応を語っていました。

遡って Nintendo Switch 発表後に行われた2016年10月の第2四半期決算説明会では Nintendo Switch への対応について

新しいハードが発売されることで市場が活性化することは非常に喜ばしいことです。ソフトメーカーとしては、各ハードの特性やターゲットとなるユーザーへ合わせた楽しさを提供できるゲーム開発に努めたいと考えています。現在は、ファーストパーティに続き自社コンテンツを投入すべく、パートナー企業として社内での企画・検討を進めています。

via: 株式会社カプコン

と、カプコンの姿勢を述べていました。

自社タイトルを投入しながら、スイッチ市場を探っていく考えを示していたカプコン。第1弾『ウルトラストリートファイターII』は、計画本数を上回る成功を収め、第2弾『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が8月に発売されます。Q1決算説明会の質疑応答によると、第3弾以降のタイトルに関しても投入を検討し始めているようで、『モンハンダブルクロス』の移植以降に、さらなるスイッチ向けタイトルを期待できそうです。

Q. 『ウルトラストリートファイターII』の販売実績を受けて、今後のNintendo Switchへの対応方針を伺いたい。

A. Nintendo Switchは大変好調であり、今後の普及にも期待しています。当社からは8月投入予定の『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』をはじめ、今後の対応を検討しています。

via: 株式会社カプコン

モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.
モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.
メーカー: カプコン
発売日: 2017-08-25

カプコンは2018年3月期(2017年4月〜2018年3月)に発売する新作で、『バイオハザード7』『モンハンダブルクロス』のあった2017年3月期とそう変わらない1030万本を販売する計画です。

大型タイトルでは『マーベル VS. カプコン:インフィニット』が200万本。当時は大型タイトル(新作)と名称が伏せられていた『モンスターハンター:ワールド』もおそらく数百万本の販売を見込んでいるものと思われます。

それでも、『バイオ7』があった前期並の新作1030万本という販売計画は強気な設定ではないかとの質問が出ていますが、これに対して、カプコンは「過去作の現行機への移植タイトルなどを含めた37タイトル(SKUベース)で構成しているので、達成は十分可能であると考えている」と回答。

発表済の大型タイトル以外に、販売を期待できるタイトルが含まれていることを匂わせています。

Q. コンシューマにおける通期の新作計画本数1,030万本は前期並みであるが、『バイオハザード7 レジデント イービル』発売の翌年としては強気な設定ではないか。今期発売の『モンスターハンター:ワールド』への期待感も含めて今後の見通しを伺いたい。

A. 通期の新作計画本数は、過去作の現行機への移植タイトルなどを含めた37タイトル(SKUベース)で構成しているので、達成は十分可能であると考えています。また、『モンスターハンター:ワールド』はE3の発表で高い評価を得るなど、好感触を得ています。今後は、日本市場はもちろんのこと、欧米市場にも積極的に施策を打ち出していくことで販売の最大化を図ります。

フォローして更新情報をチェック

  • follow us in feedly