3月の発売以来、世界的に品薄が続いている任天堂のハイブリッドコンソール「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」ですが、供給量不足の問題が一向に改善されないことを嘆く小売も出始めているようです。

UK 小売大手の GAME Digital は投資家に対し、今会計年度は予想を大幅に下回ると発表。市場をリードする PlayStation 4 や Xbox One の需要が落ち着いてきたことに加えて、勢いを期待していた Nintendo Switch の生産台数が期待を下回り、販売数量が限定的であることが響くとしています。

GAME は Switch の需要を依然として “非常に強い” と評価しているものの、任天堂からの出荷は “期待より少なめ” で十分な数量が確保できないと指摘。UK においてもほとんどの店舗で在庫切れが続いており、オンラインでも新品在庫を見かけることは稀なようです。

任天堂は2018年3月までに、1000万台の Nintendo Switch を出荷する計画であると発表。この計画に今のところ変更ありませんが、想定を上回る需要が続いていることを受けて先日、秋以降は生産体制をさらに強化していくとの日本国内向け発表がありました。年末商戦の盛り上がりは海外の方が規模が大きいですから、海外向けの出荷も増やしていくことになるのでしょうね。

GAME は Nintendo Switch について、今後入荷が増え、顧客に届けられるようになるだろうと予想。現状への不満はあるものの、ある程度楽観的に捉えています。

また踊り場を迎えている PS4 / Xbox One についても、『Red Dead Redemption 2』をはじめとしてソフトラインナップの充実により利益をもたらすと考えています。Xbox One X のローンチも市場を刺激することが期待されています。

また、イギリスとスペイン市場ではソフト市場の成長が見込まれることから、次の会計年度(2018年7月期)には地理的、物理的の両面で利益貢献が期待できると述べています。

将来的な改善期待はあるにせよ、GAME の株価は業績発表後に30%近く下落。マーケットブログの The Motley Fool は、オンライン市場の拡大で押される実店舗小売業メインの GAME に対し、個人的な意見だと前置きした上で、回復する可能性が低いビジネスの1つであると指摘しています。

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