任天堂、Nintendo Switch で過去タイトルの移植/リマスター/リメイクを行う可能性


マリオカート8 デラックス

 

任天堂の君島達己社長が TIME のインタビューに応じ、後方互換性を持たない Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) で、旧ハードで発売されたタイトルを移植やリマスター、あるいはリメイクする可能性についてコメントしました。

Nintendo Switch は Wii U ソフトをエミュレートするに足りる性能を持っているのか。あるいは『マリオカート8 デラックス』のような移植作業が必要となるのかを問われた君島社長は、質問に対して「イエス」だと回答。スイッチが Wii U よりもパワフルなコンソールであることを強調します。

また、以前海外任天堂が回答したように、将来的に Switch で旧ハードのコントローラーをサポートする可能性も明らかにしました。

「Switch は他のシステム用に設計されたゲームとの後方互換製がなく、また他のシステム用に設計されたコントローラーとも今のところ互換性がありません。ただ、特定のコントローラのサポートは、将来のアップデートで検討されるかもしれません」

さらに君島社長は、過去ハードのゲームをオリジナルのまま、あるいは追加要素を加えた形で再発売することも有りうるとコメント。

「場合によっては、過去のハードで発売されたゲームを Nintendo Switch 用タイトルとして、追加要素を加えたり、あるいはオリジナル版の形で再発売する可能性もあります」

直近ハードで発売したソフトをバーチャルコンソール扱いに含めるのであれば、もっと違う言い回しになるのではとも思いますが、任天堂は Nintendo Switch でどのように旧作を活用する計画を立てているのでしょうか。

あの、『斬撃のレギンレイヴ』っていうすごくいいソフトがあるんですが、リメイクやオンライン対応リマスターとかどうでしょう。

旧作に付加価値を付ける例として明らかになっているところだと、有料のオンラインサービスでは加入特典として、オンラインに対応したファミコンやスーパーファミコンソフトが月替りで提供される予定となっています。

マリオカート8 デラックス
マリオカート8 デラックス
メーカー: 任天堂
発売日: 2017-04-28

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