スプラトゥーン2のブキ・ウェポン紹介:新登場の「マニューバー」に加えて既存ブキにも新機能、スペシャルウェポンは一新


 

2017年夏に発売予定の Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) 用ソフト『Splatoon 2 (スプラトゥーン2)』。

Wii U で発売された『1』のデビューは2015年5月なので2年が経過。その間、ゲーム内でも2年の時が経過し、イカ世界のトレンドにも様々な変化が生まれています。

この項ではバトルに欠かせないブキについてメインウェポンからサブウェポン、一新されたスペシャルウェポンまで詳しく紹介。新たなブキ種「マニューバー」が登場するだけでなく、前作に登場したブキも性能や機能、デザインの見直しが図られています。

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) とは

『スプラトゥーン2』は、任天堂が Nintendo Switch 専用ソフトとして2017年夏に発売予定の、アクションシューティングゲーム『スプラトゥーン』の続編。

Wii U で産声をあげた新規タイトルは、制限時間内により広く地面を塗った方が勝利という単純明快なルールや、魅力あふれるキャラクター、音楽などが受けて国内外でヒット。2016年9月末までに世界457万本を販売しています。

スプラトゥーンにおける「ブキ(武器)」

『スプラトゥーン』におけるブキ(武器)は、インクを塗って自陣を増やしたり、相手を倒したりするために使用する装備の総称。1つのブキはメインとなる「メインウェポン」と補助的な「サブウェポン」、ゲージを貯めると使える「スペシャルウェポン」の3つで構成されています。構成は予め決まっていて変更不可。一長一短の構成で個性がつけられています。

『1』ではハイカラシティのショッピングモール「ブイヤベース」内にあるブキ屋「カンブリアームズ」でブキチ(ミリタリーマニアのカブトガニ)から買うことができました。

マニューバー **新登場

Splatoon 2

『スプラトゥーン2』で新たに登場するブキ種「マニューバー」。

マニューバーというのは、航空機の機動・動き方を指す用語。サーフィンのライディング後にできる軌跡、ラインのこと指す用語でもある。

「マニューバー」は二丁拳銃のようなブキを両手に持つタイプのブキで、グリップの後ろに付いているノズルからインクを噴射することで、特有の高速移動アクション「スライド」を使うことが可能。

スライドを出す方法は、メインウェポンを撃ちながら移動してジャンプボタン。

スライド後は少しの間動けなくなる欠点もあるものの、構えが変わり、一点集中の高速連射を行うことができます。集中して発射できるので、攻撃力アップ。スライドは2回まで連続で繰り出すことができ、相手のエイムをかわして一気に懐へ飛び込んだり、シュッシュッと機敏に動くのが気持ちいいアクションです。

硬直時間のことを忘れて使っていると逆に狙い撃ちされてしまいそうではありますが。

ローラー

既存ブキ種の1つ「ローラー」。『2』でも引き続き登場しますが、新アクション「タテ振り」が追加されました。「タテ振り」は、ジャンプしたり落下中など、空中でローラーを振ると繰り出すことができる、ローラーを縦にして振るアクション。幅を狭く、遠くまで一直線にインクを飛ばせるようになっています。これにより、ローラーの欠点だった移動速度を補えるように。

着地した状態で振るこれまで通りの振り方は「ヨコ振り」といい、横に幅広く塗ることができます。今回のローラーは、基本的にこの「タテ振り」「ヨコ振り」が搭載されているということで、ジャンプしてバシャバシャしているばかりのプレイヤーは減少しそうです。

チャージャー

既存ブキ種の1つ「チャージャー」。インクをチャージして遠距離の相手を狙撃できるスナイパー型のブキ。エイムに自信のある、使いこなせるプレイヤーが使うと無類の強さを発揮する一方で、連射ができないので近距離に入られると対抗手段が限られるなど上級者向けブキというイメージ。相手に上手いチャージャーがいると非常に厄介でした。

『2』では新アクションとして、フルチャージした状態でイカになって少しの間移動できる「チャージキープ」が追加。イカ状態でインクの中を2秒ほど移動できます。ほぼ固定砲台だったチャージャーが移動可能となり、使いこなせれば前作以上の脅威となりそう。

シューター

既存ブキ種の1つ「シューター」。「わかばシューター」や「スプラシューター」など、近距離〜中距離向けの扱いやすいガンタイプのブキが揃っています。「ローラー」や「チャージャー」とは異なり、機能面で変化はなく、これまで通りの感覚で扱うことができそう。

安定している反面、変化がないのはちょっと残念。

スピナー

ガトリング砲のような「スピナー」。アップデートで新たに追加されたブキ種ですが『2』にも登場。特徴的なバレル部分の取付角度や部品の構成が変更されているものの、「スピナー」という基本的な特徴は変更がないということです。

スロッシャー

「スロッシャー」、通称バケツも登場。持ち手やサスペンション部分に変更が見られますが、デザイン以外の変更点は不明。

サブウェポン

サブウェポンは一部入れ替えが有り。新たなサブウェポンとして「カーリングボム」が発表されています。

カーリングボム **新登場

「チェイスボム」に似ているけれど、投げると地面を滑るように一直線に進み、壁に当たると跳ね返るその名も「カーリングボム」が登場。

チェイスボムと異なる特徴、障害物に当たると爆発するのではなく、一定時間経過で爆発するという点。カウントはボムを構えたところから始まるので、投げるまでの時間で、ボムが爆発するまでの距離を調節できます

既存のサブウェポン

「キューバンボム」や「クイックボム」「スプラッシュボム」の登場が確認。これらは『1』から性能的な変化はないようです。

キューバンボム

投げると壁や地面にくっついて、しばらくしてから爆発するボム。たくさんのインクを必要とし、広範囲に飛び散り爆風のダメージも大きい。

クイックボム

何かにぶつかるとすぐに爆発する、水風船のような形をしたボム。爆発は小さく威力も低いものの、連続して投げることができる。直撃だと2確。

スプラッシュボム

投げた後に地面を転がり、しばらくすると爆発するボム。爆発の威力で周辺を塗ったり、近くにいる相手を倒すこともできる。

スペシャルウェポン **すべて新登場

スペシャルゲージを満タンまで貯めると使える強力な「スペシャルウェポン」が、『スプラトゥーン2』では一新。つまり総入れ替え。

全部で何種類のスペシャルウェポンが登場するのかはまだ不明ですが、「マルチミサイル」「ハイパープレッサー」「ジェットパック」「スーパーチャクチ」の4種類が発表されています。

マルチミサイル

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - スペシャルウェポン「マルチミサイル (Tenta Missiles)」

「マルチミサイル」は、発動すると、大きなカーソルが出て、その中にいる相手をロックオンし自動追尾型のミサイルを発射するスペシャルウェポン。ロックオンした相手1人につき4発、4人補足すると最大16発を撃ち込むことができます。

ミサイルは直撃すると一撃で倒す威力があり、爆発範囲もそれなりに大きめ。着地地点が決まるとマーカーが表示されるので、急いで逃げないと巻き込まれてしまう。密集地帯で効果を発揮しそう。

ハイパープレッサー

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - スペシャルウェポン「ハイパープレッサー (Sting Ray)」

「ハイパープレッサー」は、インクを一定時間レーザーのように高圧噴射するスペシャルウェポン。射程が非常に長く、その上壁を貫通するので、チャージャーを回避するように障害物の裏に隠れてやり過ごすことができない。発射中には少しずつ向きを変えることも可能。

直接相手を倒すだけでなく、隠れている相手をあぶり出したりといった用途にも。

ジェットパック

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - スペシャルウェポン「ジェットパック (Inkjet)」

「ジェットパック」は、その名の通り背中にジェットパックを背負い、インクを噴射して一定時間空を飛び、付属のランチャーで爆撃ができるスペシャルウェポン。普段は登れない段差を飛び越えて高所からインクを撃てる通常は行えない移動や攻撃ができる反面、空中にいることで良くも悪くも目立ち、相手から狙われやすい。

時間切れになると発動した場所に戻ってくる。戻り際を狙われる危険性もはらんでいる。

スーパーチャクチ

Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - スペシャルウェポン「スーパーチャクチ (Splashdown)」

「スーパーチャクチ」は、発動するとその場で飛び上がって力を溜め、その力を地面に叩きつけることでインクの爆発を起こすスペシャルウェポン。スーパージャンプ中にも発動できるので、着地点でリスキルを狙う相手を一網打尽にすることもできる。

攻撃力や爆発範囲は「トルネード」に近いものがありそう。ただ「スーパーチャクチ」の場合は自分も一緒に飛んで行くので、その後の立ち回りも考えると同じようにはいかないでしょうけれど。

その他のスペシャルウェポン

その他にも、ピッチングマシーンやテニスマシーンモチーフのようなマシンを使い、連続でボムを投げるボムラッシュの派生型のようなスペシャルウェポン。

人形のようなものを投げて雨雲を発生させ、インクの雨を降らせるスペシャルウェポンも登場(何れも名称は不明)。塗りと相手の進行を遅らせるのがメインで雨1粒ずつのダメージは少なそうですが、もたもたしているとやられてしまいそう。『1』ではガチホコルールのことが海外でRainmakerと呼ばれていましたが、このウェポンこそレインメーカー。


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