NPDグループから2016年12月期のアメリカビデオゲーム市場動向が報告。『FF15』や『ポケモン』などポジティブな数字を見せたソフトがあった一方で、全体の数字としては前年比で大幅ダウンとなった11月に続いて、12月も減少傾向。全項目がマイナスとなり、15%減と厳しい月になりました。

ハードウェア:勢いを取り戻した PS4 が12月もトップ

ハードウェア市場は20%減少して9億9490万ドルでした。販売トップは PlayStation 4 で、個別売上では『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』を同梱するPS4本体セット(500GB)がトップで、120万台となった販売を牽引しました。Xbox One は前年比で10%増となったものの、PS4 を上回ることはできませんでした。

PlayStation 4 Pro が PlayStation 4 の販売台数に占める割合は、11-2月は18%だったとのこと。

ソフトウェア:『CoD』が9年連続12月トップ、『FF15』はシリーズ最大初動を記録

ソフトウェア市場は12%減少して11億9000万ドル、PCゲームも13%減の4580万ドルでした。販売トップは『Call of Duty: Infinite Warfare』。『CoD』シリーズは9年連続で12月のトップに君臨しています。

『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作『ファイナルファンタジーXV』は『CoD』に届かず初登場2位でしたが、PS4ソフトの12月のベストセラーに。またパッケージ版の販売本数は『FF13』を19%上回り、シリーズの初月販売記録を更新しました。デジタルを含めた販売金額は『FF13』を54%上回っており、非常に好調なローンチとなっています。

3位はEAの第一次世界大戦をテーマとするFPS『Battlefield 1』。昨年EAは『Star Wars: Battlefront』がヒットしましたが、その販売金額を10%上回っています。携帯型ゲーム機用ソフトとしては『ポケットモンスター サン・ムーン』が個別集計ながら2ヶ月目もそれぞれトップ10入り。年内の累計販売本数は421万本を超えており、2007年に425万本を販売した『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』以降ではシリーズ最大売上となっています。

2016年12月 U.S. チャート トップ10

  1. Call of Duty: Infinite Warfare
  2. ファイナルファンタジーXV
  3. Battlefield 1
  4. Madden NFL 17
  5. NBA 2K17
  6. Watch Dogs 2
  7. Grand Theft Auto V
  8. ポケットモンスター サン *
  9. FIFA 17
  10. ポケットモンスター ムーン *

*デジタルセールスを含まず

周辺機器・アクセサリ:Toys-to-Life が半減

周辺機器・アクセサリ市場は15%減少の5億4760万ドル。プリペイドカード類を除くと21%減少しました。2016年に入って続いていた、過去数年このカテゴリを牽引したインタラクティブ・ゲーミング・トイ(Toys-to-Life)関連の売上が半減したことが主な減少要因であるとNPDは指摘。

インタラクティブ・ゲーミング・トイ分野の消費者支出は5900万ドルで前年から50%減。前年比でプラスとなったブランドは、2015年9月に発売され、2016年は年間を通して収益に寄与できた『LEGO Dimensions』のみでした。

2016年12月 米国ビデオゲーム市場規模

ハードウェア:9億9490万ドル(▲20%)
ソフトウェア:11億9000万ドル(▲12%)*
PCソフトウェア:4580万ドル(▲13%)**
周辺機器・アクセサリ:5億4760万ドル(▲15%)
総販売規模:27億8000万ドル(▲15%)

*ゲーム小売販売 + PSN,Xbox Live のデジタルセールス
**小売販売 + Steam のデジタルセールス

集計期間:2016年11月27日 〜 12月31日

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