スクウェア・エニックス・ホールディングスが12日に発表した2016年3月期(2015年4月〜2016年3月)の連結決算は、売上高が2141億1000万円(前期比+27.5%)、営業利益が260億1800万円(+58.4%)、経常利益が253億2200万円(+49.1%)、純利益が198億8400万円(+102.3%)と増収増益でした。

スマートデバイス・PCブラウザゲーム等が順調に売上を伸ばしているほか、家庭用ゲームも各地域で前期を上回り好調でした。またMMOも堅調な売上を確保しています。

家庭用、スマホ・PC、MMOすべてが拡大

家庭用ゲームやスマートデバイス・PCブラウザゲーム、MMOなどを含む主力のデジタルエンタテインメント事業の売上高は1589億6400万円(前期比+42.%)、営業利益は274億5600万円(+58.9%)でした。

スマホ向けでは旧作が好調だったことに加えて、『メビウス ファイナルファンタジー』『星のドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』『グリムノーツ』など新作群も好調に推移しました。

家庭用ゲーム機向けタイトルでは、『JUST CAUSE3』や『RISE OF THE TOMB RAIDER』の販売が堅調だったほか、多人数参加型オンラインRPGの『ファイナルファンタジーXIV』『ドラゴンクエストX』の追加ディスク販売・運営が好調でした。

具体的に数字を見ると、HDゲームは141億円増の585億円、MMO事業は前期と比較して83億円増の316億円。スマホ・PCブラウザは246億円増の688億円で、HDゲームを初めて上回る規模に。

アミューズメント事業では、『ディシディア ファイナルファンタジー』等のアミューズメント機器の販売が好調であったほか、店舗運営の効率化に務め増益。売上高は411億3500万円(+1.0%)、営業利益は39億8800万円(+10.3%)でした。

スクエニHD 2016年3月期 決算

売上高:2141億1000万円(前期比+27.5%)
営業利益:260億1800万円(+58.4%)
経常利益:253億2200万円(+49.1%)
純利益:198億8400万円(+102.3%)

セグメント別売上高・利益

デジタルエンタテインメント:1589億6400万円(+42.%)/274億5600万円(+58.9%)
アミューズメント:411億3500万円(+1.0%)/39億8800万円(+10.3%)
出版:99億7000万円(▲13.7%)/22億6700万円(▲30.0%)
ライツ・プロパティ等:45億4700万円(+13.8%)/15億1700万円(+30.7%)

地域別売上高

日本:1511億6000万円(+17.1%)
北米:289億7700万円(+59.8%)
欧州:265億7200万円(+53.4%)
アジア等:73億9000万円(+118.7%)

HDゲーム + MMO 地域別販売本数(ディスク+DL)

日本:511万本(うちディスク:428万本)
欧米:1599万本(914万本)
アジア他:168万本(84万本)

※DL本数は、当期と前期に発売されたタイトルの当期DL本数
※ディストリビューターとなっているソフトの販売本数を含む

次期の見通し

2017年3月期の業績予想は売上高2500〜2700億円、営業利益270〜330億円、経常利益270〜330億円、純利益170〜210億円の見通し。

スマホ・PC向けは2016年3月期にローンチしたタイトルが年度いっぱい寄与することが期待されている他、有力な新作アプリにより増収を計画。MMOは今期追加ディスクのローンチが予定されていないため、前期比では減収の見込みとなっています。

家庭用ゲームの販売では、欧米向けが大幅に増加する見込みで、DLを含む総販売本数は3000万本に達する計画。『ファイナルファンタジーXV』がいよいよ9月に登場となるほか、『Deus Ex: Mankind Divided』『ドラゴンクエストヒーローズII』『Rise of the Tomb Raider(PS4)』などが控えています。が、30周年の『ドラゴンクエスト11』はまだ確定していないのか記載無し。

デジタルエンタテインメント事業全体では売上2000億円を目指します。

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