NPDグループから2015年8月期における米ビデオゲーム市場規模が報告されました。今夏のアメリカゲーム小売はハード・ソフト市場の減速により前年同月比で2%ダウンとやや縮小。一方で「Toys to Life」カテゴリが好調な周辺機器・アクセサリ市場は12%の二桁成長を達成しています。

ソフトウェア:Madden NFL 16がトップ

8月のソフト市場を制したのは、この時期恒例となっている『Madden NFL』シリーズ最新作『Madden NFL 16』でした。ただ2位が『Minecraft』であるなど旧作が目立つトップ10チャートとなっています。新作は『Gears of War: Ultimate Edition』が3位、『Rare Replay』は6位、『Until Dawn』は7位でした。

ソフト市場の販売額は2億790万ドルで前年比で10%減少。PCソフトを含めた場合は2億1300万ドルで前年比11%減。第8世代へと移行は進んでいるものの、それよりも早い速度で第7世代が縮小しており、相殺しきれない状況となっています。

「第8世代の新作ソフト販売は34%増加したものの、第7世代向けの51%減、携帯機向けの24%減を相殺することはできませんでした」とNPDグループのアナリストLiam Callahan氏は前世代機や携帯機市場の縮小を指摘。8月の新作も昨年と比較して16%減少しました。旧作では6月発売タイトルが前年比で順調に推移している一方で、7月発売タイトルは42%減少したとのこと。

2015年8月のUSチャート トップ10

  1. Madden NFL 16 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
  2. Minecraft (360, PS3, Xbox One, PS4)
  3. Gears of War: Ultimate Edition (Xbox One)
  4. Grand Theft Auto V (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)
  5. Lego: Jurassic World (360, 3DS, Wii U, PS3, Xbox One, PS4, Vita)
  6. Rare Replay (Xbox One)
  7. Until Dawn (PS4)
  8. Call of Duty: Black Ops Combo Pack (360, PS3)
  9. Batman: Arkham Knight (PS4, Xbox One)
  10. Call of Duty: Advanced Warfare (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)

ハードウェア:トップはPS4

ハードウェア市場は前年比2%減の1億9050万ドル。販売数はNPDから直接発表されず間接的にしか公開されませんが、ソニーの声明によると今月もPS4が米コンソール市場を制しています。Xbox Oneは前年同月比で26%アップしたとマイクロソフトから報告されていますが届きませんでした。

アメリカではソフトウェア等を同梱するバンドルセットが人気。前年8月時点では全体に占める割合は41%でしたが、今年は実に93%。新規で売れたハードほぼすべてが何かしら同梱ソフトがある状態で販売されています。

第8世代の販売金額は3%増加も、61%減と急速にしぼむ第7世代で相殺。携帯ゲーム機は4%増となっているとのこと。

周辺機器・アクセサリ:Toys to Lifeなど主要項目全てが増加

今月唯一前年比でプラスとなった周辺機器・アクセサリ市場。ポイントカードやサブスクリプションカード、コントローラ、ヘッドセット、インタラクティブゲームトイといったすべての項目が増加。任天堂の『amiibo』や『LEGO Dimensions』『Skylanders: SuperChargers』『Disney Infinity 3.0』で活況なインタラクティブ・ゲーム・トイ(Toys to Life)カテゴリは平均販売単価が引き下げられたことが市場拡大貢献。前年8月と比較して販売数が30%増加しているとのこと。

2015年8月期アメリカゲーム市場規模(2015年8月2日〜8月29日)

  • ハードウェア:1億9050万ドル(-2%)
  • ソフトウェア:2億0790万ドル(-10%)
  • ソフトウェア(PC込):2億1300万ドル(-11%)
  • 周辺機器・アクセサリ:1億4960万ドル(+12%)
  • 市場全体:5億4800万ドル(-2%)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で