オランダ 1 – 0 日本 [モーゼス・マヒダ・スタジアム/62,010人
オランダ/53’スナイデル
日本/

グループリーグ2試合目。日本はこのグループで一番の難敵だろうオランダと対戦です。共に初戦を勝利して迎えた2試合目、勝てば決勝トーナメントへの道が大きく開けます。日本のスタメンはカメルーン戦と同じGK川島、DF駒野、中澤、闘莉王、長友、MF阿部、長谷部、遠藤、松井、大久保、FW本田という11人。


試合開始早々から攻勢に出てきたオランダに対して守備時間が長くなった日本だけど、守備ブロックを崩さずに粘り強く対応。このシステムに対して自信も深まっていることもあるんだろうね、冷静に対処出来ていました。守備だけではなく攻撃的にも行くぞと言うのは長友のファーストシュートで示して見せました。大久保や松井も好調を維持。

後半、1段階スピードを上げてきたオランダに対して、またもや守勢に回らざるを得なくなった日本。しかし今度は跳ね返しきることが出来ずに失点。今の日本の肝とも言えるアンカーの阿部ちゃんだけど、この時だけはぼんやりとしたポジショニングで人もスペースも見えておらず。川島も反応出来ていたけどゴールと逆方向に弾くことが出来なかった。悔しいね。

それでもリアリストとしての自分を思い出したかのような今の岡ちゃんは慌てず冷静に、あくまで勝利のための交代を選択。しかしこの試合はこれが誤算でした。特徴の異なる3人を投入したけれど、松井、大久保、長谷部という効いていた3人との交代は停滞を招いてしまいました。

まず最初に投入された中村俊輔は、仕様の変わったチームの中に上手く入っていくことが出来ず、センターサークル付近で奪われカウンターの起点になるなど危うい場面を作ってしまいました。なにより本人が一番悔しいだろうし、次の試合では相当な覚悟で臨んでくれるはず。出番があるかどうか分からないけど。

玉田は殆どボールに触れずに、縦へのドリブルを見せられず(まあ普段も殆ど見せてくれないけれど)、岡崎も得意の裏に抜ける形を1本作ったけれど、シュートは枠外。岡崎は一撃必殺というか、ワンチャンスをものにするよりは何度もチャンスを作ってその中で決めるタイプだと思うので、もう少しチャンスを作りたかった。まあ決めて欲しかったけれど。

終盤には闘莉王大作戦も見せ、1点を奪いに行く姿勢を最後まで見せたけれど、その1ゴールが遠く1-0で敗戦。オランダの長所を消してこちらの意図通りに試合を進めていただけに悔しい敗戦でした。でもまあ、スナイデルのあのシュートは凄すぎた。

そしてこの後の試合でカメルーンがデンマークに1-2で敗れたため、カメルーンの敗退が決定。日本はデンマークとの直接対決の結果如何で決勝トーナメント進出が決まるという分かりやすい形になりました。オランダに敗れたとはいえ決して悲観するような内容ではなく、敗戦の悔しさの中にも次に繋がる手応えや自信を手にしたポジティブなものだったと思う。

自分達が格下であることを受け入れ、弱者なりのサッカーで試合毎に自信を深める日本代表、引き分けでも進出が決まるけど、デンマークに勝利してリーグ突破を決めてほしい。4試合目を見たいよ。

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