この試合に勝利すればグループリーグ2位以内が確定し、4大会連続でのワールドカップ出場が決まる日本。予選6試合目は既に6試合を消化し、勝ち点4で現在4位に沈むウズベキスタンが相手です。

日本は3勝2分で勝ち点は現在11。首位につけるオーストラリアも同じく5試合を消化し、4勝1分で日本とは2ポイント差の勝ち点13。3位以下の国は既に6試合を消化しています。3位のバーレーンは2勝1分3敗の勝ち点7。残り2試合を勝利しても勝ち点は+6しか積み上げられません。つまり上限は勝ち点13。対して日本は、この試合に勝利すると勝ち点が14となり、日本のグループAでの2位以内が確定。後勝ち点3で、2010FIFAワールドカップ南アフリカ本大会への出場権を手にすることが出来ます。ウズベキスタンは2位以内の可能性が既に潰え、プレーオフ進出の可能性を残すのみ。最終節のバーレーン戦に向けて、是が非でも勝ち点3を取りに来るでしょう。

キリンカップの、チリ、ベルギーとの2試合をそれぞれ4-0と大勝し、気持ちよくアウェーに向かうことが出来た日本。フィジカルではウズベキスタンに分がありますが、日本は得意のパスワークと運動量で局面を打開していきたいところ。

この試合のスタジアムは芝が深いようで、日本はなかなかいつものようにパスでリズムを作ることが出来ません。しかし前半9分、中村憲剛 のパスに反応した岡崎が上手く相手DFの裏へ抜け出しシュート。これは一旦弾かれるものの、自分の目の前に跳ね返ってきたボールを再び岡崎が押し込んで日本が先制。ゴン中山を髣髴とさせる岡崎の泥臭さはいいですね。

先制点の後、遠藤のFKから追加点のチャンスがあったのですが、これは惜しくもオフサイドとなり、2点目を奪うことが出来ません。ウズベキスタンはフィジカルで優位に立っているだけに、体の強さを活かしたプレーを展開。単純に前線へ放り込んでみたり、日本が警戒してラインを下げたところで空いたスペースからミドルシュートを打ってみたり、しかし大事なところでキックの精度を欠いて日本ゴールを脅かすというところまでには至りません。

後半に入ってもなかなかリズムを作れず、運動量も落ちてくる中で集中して守る日本。ウズベキスタンに押し込まれ、守備に回る時間が長くなってしまいます。しかし彼らの雑なフィニッシュは日本のゴールを捉えることが出来ず。展開としては押されていましたが、失点するような危ないシーンは殆どありませんでした。

それにしてもこの試合、審判が酷い。ここまでの人はなかなか見られるものじゃないですね。ホームディシジョンだとかそういうレベルでは済まされないジャッジ。なんでもかんでもアウェーの洗礼を免罪符にするのはどうかと思います。前半から相当にウズベキスタン有利なものが多くありましたが、後半更に加速。長谷部は肘を入れたとされて不可解な一発レッドカード、そしてそのジャッジに再三不満を唱えていた岡田監督も最後は退席となってしまいます。そんな試合でも最後まで集中を切らさずに戦い抜いた日本。こういう時は昔だったら日本も雑になってしまいがちな展開でしたが、冷静に対処していきます。岡崎の決めた先制点を、ロスタイムの4分もしっかりと守り、相手の攻撃を凌いで勝利!!やったー!審判のジャッジや相手のフィジカルに悩まされ、自分達の戦い方をなかなか出来ない中で苦しい試合でしたが、日本代表は4大会連続でのW杯出場を決めることが出来ました。

予選は2試合を残していますが、ここで通過を決めることが出来たので、海外でシーズンを戦って疲労している選手や怪我を抱えている選手については、これまでのように強引に起用するのではなく、休養に充てることが出来ます。主力を休ませる事によってこれまで起用されてこなかった選手や、出番の少なかった選手達もスタメンを奪うべくモチベーション高く臨むことが出来ます。先のキリンカップで見せたように、チームコンセプトをより浸透、徹底させていくことで、層が厚くなりますし、国内サッカーの底上げにも繋がっていくでしょう。興行重視ではなく代表強化に繋がる試合を協会はどれだけ組めるだろうか。アウェーでの試合も観てみたいですね。

さあ、最初の扉は開いたぞ。

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