2008 J1 第23節

コンサドーレ札幌 3-3 ガンバ大阪

■得点者:
札幌/ダヴィ クライトン アンデルソン
大阪/山口 寺田 明神
■スターティングメンバー:
GK:高木
DF:坪内 箕輪 西澤 西嶋
MF:藤田 クライトン 鄭 砂川
FW:アンデルソン ダヴィ
■サブメンバー:
GK:佐藤
DF:池内
MF:芳賀 西谷 上里 西
FW:中山
■交代選手:
64分 アンデルソン→芳賀
64分 砂川→中山
78分 藤田→上里

予想スタメンそのままに、キャプテンの芳賀でも悪ければ外すという、勝ちに拘った試合となりました。

試合は序盤から札幌ペース。時折カウンターからルーカスが飛び出して危ないシーンも作られましたが、そこはルーカス師匠&ぎーさんのナイスセーブで何とか凌ぎます。

ここ数試合ろくに点を取れていないチーム同士なのでロースコアになるのかと思いきや、ダヴィのゴールを皮切りにノーガードの打ち合い。この試合大阪の3-5-2に対して、札幌は4-4-2とサイドで数的優位を作り、特に右サイドの坪内&征也が大阪の安田の上がった裏を狙い、これが巧く決まっていました。左サイドも西嶋&砂川+ボランチに入ったヨンデが上手く絡んで、再三いいチャンスを作っていました。

4-3-1-2なんてやらずに最初から攻撃的なサイドの選手を入れて裏狙いに行っていれば・・・とここ2試合の迷走っぷりが悔やまれますが、あれがあってこそ監督も選手も吹っ切れたと考えれば結果オーライでしょうか。

一進一退で試合は進み、札幌は三度リードを奪いますが、リードしてもその後すぐに自分達のミスから失点を重ね、3失点全てがミスという悔しいものに。どれか1つでも冷静に対処できていればと思いますが、たらればはしょうがないので次に活かしましょう。

雨でピッチコンディションが良くなかったとはいえ、危ないシーンはもっとシンプルにクリアなりパンチングなりした方がよかったですね。
J2なら見逃してくれても、上だとそうはいきません。ミスがあればそこをしっかりと突いてきます。

それにしても村上主審のジャッジ基準が・・・この日の天気のように不明瞭かつ曖昧。もう少し冷静にジャッジして欲しかったところですが、またしても主審に試合を支配され壊されてしまったのでした。ピッチ内の選手ですら誰に出されたかもはっきりしないようなイエローを出した直後に、再び同じような形で異議から即二枚目とか、前半のアンデルソンに対してだとか、その割りに大阪には手緩い。フィジカル強いクライトンやダヴィは、Jの大半のフィジカル強い選手もそうですが、削りに来られてもある程度堪えられるので悪質なものでも大半が流されちゃうんですよね。倒れたら笛吹いて、倒れなければノーファール。こんな基準では、Jの選手が強くならないのもわかる気がします。

クライトンの退場で数的不利になり、いつもならずるずると引いてしまい、結局ゴールをこじ開けられて敗戦。という流れになってしまうのかと思いましたが、この日は監督も最後まで攻めの姿勢を持ち続けてくれました。芳賀、中山の投入で中盤の運動量を活性化し、78分には上里がリーグ初出場。征也に変わって投入されましたが、セットプレー時のキッカーとして、あるいはFWのような高い位置から積極果敢に攻撃参加する姿は、今まで機会が無かったのが不思議なほど。今後に期待の持てるプレーでした。次節はクライトン、芳賀、坪内がお休みなので、また出場機会がありそうです。

勝ち点3が欲しい状況、取れた試合をドローにしてしまったのは残念でしたが、攻撃面に関してはシンプルに数的有利なサイドから徹底して攻めるという事を実践すればチャンスを多く作れるんだと、通用するんだという事がわかった試合でした。

逆に守備面では全失点シーンそうですが、個人の判断ミスが目立ち、クリアするのかどうするのかが曖昧な場面が多くはらはら。ゾーン守備もラインは揃えられるものの、ボール保持者にプレッシャーをかけていくのがほぼFWのダヴィだけでは好きなようにまわされてしまいます。
後ろの8人は2列作ってボールが出てくるのを見てるだけ。酷い。常に後手に回ってしまう展開はレイトタックルでファールの危険も増えますし、どうにか改善して欲しいところ。前半はサイドを2人がかりでよく抑えたりしていたんですけどね。

しかし、試合後の監督コメントだとよく見えた前半こそ、むしろバランスが悪かったと。そこを修正していくと。ちょっぴり嫌な予感がします。

確かに危ないシーンも結構ありましたが、かといって今の戦術でやっている以上は、これ以上劇的に守備面を改善できるとは思えないんですよねえ。ライン綺麗に揃えて、そこから押し上げるでもなく、ただDFとMFで2列作って終了してしまっているのは変わらないので。FWだけじゃなく中盤でもどんどんプレッシャーかけていかないと、流動的に動くチームが相手だとまたボロボロになってしまいますよ。変にサイドの選手弄ってこなければいいんだけど。

代表戦を挟むので、次の試合まで少し日が空きますが、この試合に臨んだ気持ちを全員が今後も持ち続けてくれれば、相手に拘らずいい試合が出来るのではないかなあと、ポジティブに捉えられた試合でした。

まあ、残留に向けては厳しくなってしまったけどさ。

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