2008 J1 第22節

横浜F・マリノス 1-0 コンサドーレ札幌

■得点者:
横浜/小宮山
札幌/見当たりません
■スターティングメンバー:
GK:高木
DF:平岡 箕輪 西澤 坪内
MF:中山 西嶋 クライトン 芳賀
FW:アンデルソン ダヴィ
■サブメンバー:
GK:佐藤
DF:池内
MF:ヨンデ 大塚 砂川 藤田 西谷
FW:
■交代選手:
59分 中山→藤田
67分 芳賀→砂川
74分 平岡→ヨンデ

引き分け2つの後は3連敗と、ここ5試合勝ち星が無く、後半の目標であった『1勝1分1敗』も未達のコンサドーレ札幌。遂に三浦監督のプライド4-4-2フラットを棄てて4-3-1-2にシステムを変更。やっつけ仕事で全く通用しなかった京都戦からの上積みは果たしてあったのでしょうか。非公開練習の成果は?

4-3-1-2の1の部分には勿論クライトン。
しかし後ろの3ボランチが右から 芳賀 西嶋 中山と、連係が肝になるポジションに臨時が2人という心許無さ。特に中山は、いくら運動量が豊富とはいえども本来FWの選手ですから、サイドにボランチとその運動量を買われて色々やらされていますが、それだけで複数こなせるかというとやはり無理があります。こういうときにこそ真ん中でプレー出来る西のような選手を使えば良いのにと思うのですが、万全で無くとも去年までのレギュラー組が復帰する毎に、徐々に若手はベンチ外に追いやられている状況では無理でした。結果を出せなければ外されるのは常ですが、三浦さんは今まで起用していた選手もばっさりです。それにしても3バック相手にあわせるかのように、こちらもサイドを棄てて臨む作戦はやはり好きにはなれません。攻め手を減らしてクライトンやダヴィ、アンデルソンが孤立するだけなのに。

試合は立ち上がりこそ札幌ペースになるものの、調子が良かったのは10分過ぎまで。残り80分近くは横浜のサンドバック状態で、スタッツを見ても、こちらのシュート7本に対して横浜は21本と、相変わらず打たれまくり。決して相手に攻撃させている、打たせているというわけではないのが悲しい。よく1点で済んだなという内容。付け焼刃が通用するほどJ1は甘くはありませんでした。ダイヤ型になった中盤はいつも以上に寄せが甘くなってしまった。変えるべきはシステムではなく、守備の約束事でした。

まあ小宮山のシュートもまぐれみたいなゴラッソでしたが、神戸戦でもガツンと決められていますし、まぐれといえば新潟戦でもサイドからやられています。年に何度もやられているというのは、もはやまぐれなんかではなく、札幌の戦術に問題があるということ。もうちょい相手のシュート精度を落とすように厳しく身体を寄せてもいいんじゃないかと思いますね。思いますよ!PA内でもないんだしさ。

相手が動きやすいように距離をとってあげて、選択肢を幅広く用意しつつ、その行動に対して後手で守るゾーン守備は、もはや通用するとかしないとか、そういう次元ではないところにあるんじゃなかろうか。

技術的に劣るJ2ですら、リーグ終盤は札幌選手の疲れと相手の研究でボロボロになっていたわけで、相手のミスを待つだけの消極的の極みのような守備が通用するほど上のカテゴリは甘くなかったという事です。

何を意図してああいう形をとっているのか、三浦監督には辞める前に是非とも語っていただきたいところ。

レンタルの箕輪・坪内、そしてクライトン、ダヴィが目立って”残留”に対して気持ちを出しているのに対して、他の選手達は何を押し黙っているのだろう。勿論一番悔しいのは選手達なんだろうけど、意気消沈してしゅんとしちゃっているのがなんとも。

試合後に掲げられたという

「男なら今を生き残るため戦い抜け」

この横断幕を見て、選手達は何を思い行動に移すのだろう。

ベストメンバーが組める状態に戻ってきているのだから、基本に立ち返って4-4-2でガツンと勝負してみてもいいと思いますね。勿論、西谷と砂川のどちらかは先発で出場させてさ。ホイッスルの前からびびって守勢に回っていては勝利も付いてきませんよ。

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これで横浜は15位に浮上。変わりにジュビロが16位に落ちてきました。
千葉もお付き合いしてくれている状況ですが、下2つはほぼ決まったかなというところで、札幌の選手達が次節以降どういう戦いを見せてくれるのか、やんわりとまた見守ろうと思います。そろそろ美味しいクラシックが飲みたいですよ。東京には売ってないけどさ。

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