2008 J1 第21節

コンサドーレ札幌 1- 京都サンガF.C.

得点者:
札幌/ダヴィ
京都/渡邉 フェルナンジーニョ
■スターティングメンバー
GK:高木
DF:坪内 箕輪 西澤 西嶋
MF:藤田 クライトン 芳賀 中山
FW:アンデルソン ダヴィ
■サブメンバー
GK:佐藤
DF:池内
MF:デビ純 ヨンデ 西谷 砂川
FW:石井
■交代選手
52分 藤田→デビ純
66分 アンデルソン→砂川
73分 中山→石井

ホームで勝ち点3が欲しい札幌は、珍しく前半から積極的に攻撃を展開。次々と京都ゴールを脅かしますが、結局は坪内のクリアボールからのカウンターから奪ったダヴィの1点のみで追加点を奪えず。しかしダヴィは身体も強くなって足も速いし、右足もなんか上手くなってきて頼もしい。来年も居てくれるといいのだけれど。

アンデルソンも徐々に連係が良くなってきて、いくつか惜しいシュートがあっただけに、あれが決まっていれば・・・という気もしますが、ついていない時はこんなものです。ただ、攻撃場面が多くても殆どが単発なので、打った一本が止められたらオシマイなんですよね。ここで詰めてる人がもっと居れば、っていうところなんですが、三浦サッカーにそれを求めるのは酷というもの。

後半に入り、京都が3-5-2に変更。中盤を厚くして札幌の弱点であるバイタルを突いてきます。すると、札幌も今季初めて4-3-1-2のような形に布陣変更。監督ご乱心です。

前半とは全く別チームのようになってしまった札幌は防戦一方。それでも何とか粘っていましたが、終了間際、フェルナンジーニョに決勝ゴールを決められ、最下位に転落してしまいました。最後坪内が距離詰めずに棒立ちになっていましたが、それまでいい感じだったのに残念。田原投入後の高さ対策はきちんと取っていたのか、想像以上の強さだったのかはわかりませんが、前半あれだけいい展開だったのにもかかわらず、後半あっさりと流れを持っていかれたのはいただけません。

確実に取れた。とは言いませんが、勝ち点3を十分に狙えた試合だけに、両チームの監督力の差が出た結果、展開となってしまいました。

サポから信頼されているとはいえないマーカスが、同点にされたあの場面で、攻撃のいいアクセントとなっていた征也と交代というのは、マーカスにとっても酷な展開でした。あの布陣は練習で試した事あるのかな?無さそうですけど。(※新聞記事にあるデビ純のインタビューによると、練習でも試合でも初めてだそうだ。試合では勿論そうですが、練習でもやってないのかよ!リアリストが現実逃避し始めたらおしまいだ。)

試合への入り方が悪いのはいつものことですが(修正出来ないものなのかなあ)、この試合は采配も酷く、攻めるのか守るのか(ホームですし、勝ち点差を考えるとドロー狙いでも酷いんですが)といったところで意思統一出来ず、ちぐはぐに分断されてしまいました。

監督としてはマーカス投入でバイタルを狙われる中盤の守備を落ち着かせ、クライトンの守備負担を軽くし、一列上げてブラジル3人衆でより攻撃的に。ということなんだろうが、結果としては征也を削った事で攻めの選択肢を自ら減らしただけというオチ。自分だけ分かっているつもりでいても、ピッチにいる選手に伝わらなければ自己満なだけの愚策以外の何物でもありません。

特に相手は3-5-2でサイドが1枚となっているのに、そこを攻めずにこちらもサイドを手薄にしてしまうのはどういうことなのかと。西谷か砂川はJ1で通用する札幌では数少ない選手なので、やはりどちらか一方は先発で出ていて欲しい。戦力温存して結局負けましたなんて、ねえ。

その後のアンデルソン→砂川によってトップでボールが収まらなくなり、一層の混乱を招き、そんな中で謙伍が久々に出場しましたが、謙伍もどちらかといえばダヴィと同じように裏へ裏へというタイプなので、中盤以下が崩壊した後で投入されると厳しいものがあります。

16位マリノスがドローという結果で、それほど傷口は広がりませんでしたが、相変わらず守れない、監督の選手起用も不可思議だと、内部から腐敗し始め、崖っぷちどころかもう片足落ちたような状態の札幌。13試合を残して早くも監督はノーアイデアの中で、果たして勝ち点いくつ拾えるのだろう。今はまだ味方を鼓舞してくれている箕輪とクライトンの気持ちが切れてしまわないうちに、選手達できっかけをつかんでほしいなあ。

北海道の夏とともにコンサドーレのJ1残留の芽も潰えてしまいそうです。

ガンバが徐々に失速。浦和鹿島は復調?大分の守備力を見習いたい。

J1 第21節の結果
大 宮 2-0 G大阪
鹿 島 4-1 東京V
FC東京 0-1 浦 和
柏   1-1 千 葉
新 潟 0-1 大 分
神 戸 1-2 名古屋
札 幌 1-2 京 都
川 崎 2-2 磐 田
清 水 1-1 横浜FM

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