コンサドーレ札幌にとっては2週間のインターバルをおいて開催される第49節、対FC岐阜戦。岐阜は天皇杯を勝ち進んでいるので、通常通り1週明けでコンディションに差があります。シーズン終了前の小休止を取っている間に札幌側はニトリ問題に揺れていましたが、この件は一旦収束。休んでいる間、頭に3連休を取った以外は、ミニキャンプのような厳しい練習で残り3試合の準備を進めてきました。仕切り直しということで、この所忘れられ気味だった「チャレンジ&カバー」を思い出し、来季へ繋がる戦いを見せたいところです。

2009J2 第49節 vs FC岐阜

コンサドーレ札幌 4 – 2 FC岐阜

■得点者:
札幌/11′上里 20′ダニルソン 21′ダニルソン 65′岩沼
岐阜/22′佐藤 67′佐藤
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 西嶋 石川 岩沼
MF:古田 ダニルソン 上里 藤田
FW:ハファエル キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:吉弘
FW:石井 中山 上原
■交代選手:
82分:藤田→中山
89分:ハファエル→石井
89分:古田→上原

札幌は引き続きハファエルをキリノの下に配置した4-2-3-1のような2トップを縦にしたような形。上里はやや下がり目。左SBには岩沼が起用されました。これで3試合目のスタメンです。今季残り試合は少ないけれど、このまま左SBの筆頭になって欲しい。

2週間空いたことで休養十分の札幌が、前半から攻勢に出ました。
11分に古田が右サイドを突破し、中でボールを受けたハファエルがワンタッチで縦へ出したパスを上里が決めて幸先良く札幌が先制します。

20分には再びハファエルが左サイドから起点となり、そのクロスをキリノが競って、こぼれたボールをキリノが後ろへ戻すと、最後はダニルソンが走り込んできてミドルシュート。雨の影響かこれをキーパーがキャッチできずにコロコロとゴールへ吸い込まれ2点目。

さらにその直後の21分には、上里がバックスピンをかけて中央のスペースへ優しく出したボールを再びダニルソンが走り込んできてミドルシュートを叩き込みあっという間に3点目。このときもハファエルが上手くDFを外へ引きつけてコースを空けてくれていました。

近い位置にハファエルがいることで、キリノもやりやすそうですし、ハファエルも良い感じに攻撃に絡み、10番の役目を果たしてくれていますね。いいよいいよー。シュートを外したり、欲しいところにボールが出てこないときに、もの凄く落胆した感じを表情だけじゃなく全身で表現するハファエル。来年も残ってくれないかなあ。残して欲しいなあ。無理かな。

しかしこの後にあっさり1点返される拙い守備を見せ、またかと思うと共に、「あぁ、これが札幌だよね」と妙な安心感を見せてくれます。本来見せなくて良いものなんですけどね。さすがに高原も弾くのが精一杯。しっかりと反応出来ているだけ良しでしょう。

後半に入るとまたまたハファエルが好アシスト。自らドリブルで仕掛けたときに受けたファールの後すぐさまリスタートし、左サイドのスペースへパス。そこに再三オーバーラップを見せてた岩沼がここでも顔を出し、このボールを迷うことなく左足で振り抜くと低い弾道でボールは岐阜ゴール右隅へ決まり4点目。3試合目にして岩沼はプロ初ゴールとなりました。あのくらいの位置から思い切って振り抜けるというのは良いですね。

しかしまたしても得点直後、岐阜の佐藤にあっさりと2点目を返されてしまいます。なんだまたか。この試合のゴールは雨による影響がかなり大きかったと思いますが、綺麗な形でシュートを打たれる前になんとかボールを掻き出したいところですね。キーパーが可哀相になってきます。あたふたせずにセーフティーにクリアしたい。

前半と違って後半はやや単調になってしまい、この後得点を奪えず4-2のまま試合終了。リーグ戦の勝利は第46節栃木SC戦以来1ヶ月ぶり、2得点以上は第42節湘南戦以来2ヶ月ぶりとなりました。得点力不足が深刻だっただけに、ハファエルをスタメンで起用しはじめたことで調子が上向きに。

天皇杯があったとはいえちょっと間が空いてしまいましたが、残り2試合に繋がる勝利になったと思います。この試合の得点は全て左利きの選手からでした。古田もここに入るともっと良かったんだけど、初得点はまたしてもおあずけ。ドリブルで見せるようなキレをシュートでは見せる事が出来ずにいます。

上里のプレーを最終戦まで見たかったけれど

大量得点で勝利した札幌ですが、キャプテン上里がイエローカードをもらってしまい2度目の累積4枚目。2試合の出場停止となりここでシーズン終了となってしまいました。この試合もかなり良い動きをしていただけに、勿体ないですね。しかし年間通じて怪我無くやれたことは彼にとって大きな収穫となった事でしょう。勝負に拘る姿勢をもっと強く持てばさらに怖い選手になっていけるだろうし、来年に期待です。

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