51試合という長丁場の2009シーズンも、3分の2をを消化し、残り17試合を残すのみとなりました。第1クールは27ポイント、第2クールは23ポイントと、J1昇格を目指していながら勝ちきれない試合が続き、なかなか勝ち点を積み上げる事が出来ずにいたコンサドーレ札幌。

ただ、途中加入のDF石川の活躍と、ルーキーのMF古田の台頭によってチームの競争が活性化。第2クール最後の5試合を、3連勝の4勝1敗と良い形で終えることが出来ました。

攻撃ではサイドからの崩しと速攻、守備では前からの果敢なプレッシングと、引いてしっかりと守備ブロックを作って跳ね返すリトリートをバランス良く行えるようになってきたことで、効果的に得点も奪えるようになり、プレス一辺倒でガス欠の多かったスタミナも、90分持つようになってきています。

残り17試合、石崎監督の目指すサッカーをより浸透させ、来期を見据えて少しでも上の順位を目指していきたいところです。

2009J2 第35節

コンサドーレ札幌 3 – 3 サガン鳥栖

■得点者:
札幌/3′ キリノ 59′ ハファエル 86′ 中山
鳥栖/18′ ハーフナー・マイク 38′ 島田(PK) 89’高橋(FK)
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西嶋 趙 石川 上里
MF:藤田 宮澤 ダニルソン 砂川
FW:西 キリノ
■サブメンバー:
GK:高原
DF:吉弘
MF:芳賀 ハファエル
FW:中山
■交代選手:
45分:宮澤→ハファエル
78分:砂川→中山
88分:西→芳賀

第31節のデビュー戦以来、札幌の攻撃を引っ張っている古田は、U-18日本代表に参加のためこの試合は欠場。藤田が本来の右サイドハーフに復帰してきています。ソンファンも出場停止が明け、石川と今季初CBコンビ。そして、ここまで出場停止以外は全試合出続けていた吉弘が外れました。

上里はボランチよりも左SBの方が攻撃の起点になれているので変えるわけにはいかないし、右SBは調子にムラがあっても西嶋しかいない。右SBこなせるという触れ込みだったソンファンが、すぐ順応出来れば良かったんでしょうけどね。ソンファンの右SBはそもそも試されてないかもしれませんが。外れた吉弘は悔しいでしょうが、疲労もあるだろうし、外から見ることで得るものもあるでしょう。と、なんとか納得させる要素を探してみます。

3得点したものの・・・・・・

札幌は、長女エロアちゃんの生まれたキリノが先制のゴール。途中出場からハファエルがミドル、そして、自ら得点する気は見せないものの、外に張ると水を得た魚状態の征也から元気の今季初ゴールと、どれもアニバーサリーゴールばかりでした。ですが、またしてもロスタイムにFKを叩き込まれ、ドローで試合終了。勝ちを逃してしまいました。

この試合は第3者的に見られると、非常に面白い試合だったのですが、応援しているチームなだけに、スッキリしない残念な結果となってしまいました。

低調なパフォーマンスを続ける宮澤

この試合も4-1-4-1で臨んだわけですが、ここ最近ダメダメな宮澤がこの日もブレーキ。パスミスも目立ち、前半のみで退きました。先制点となったキリノとのパス交換こそ良かったものの、ほぼそれだけでした。もっと出来る選手のはずなんだけど、どうしたことか。

最近のパフォーマンスであれば、他の選手であればベンチ外まで落ちてる出来ですが、監督からの期待度の高さ故かまだスタメンに残れています。監督が我慢出来て居る内に復調してもらいたいものですが、後何試合持ちますか。

不安定だった守備ライン

この日のCBコンビは石川とソンファン。
1失点目はマイクの高さを警戒するあまり、低めに来たボールに反応が遅れ、飛び込むスペースを与えてしまいました。ソンファンも休養十分だった割には、PKを与える無駄なファールを犯してしまったり、いつものように気持ちが切れて雑なパスを連発。初コンビだったとはいえ、最後まで2人とも上手く噛み合いませんでした。FKを決められてしまった最後のファールも余計でしたね。

もう少し止め方を工夫しなくてはなりません。そこに至るまでの流れがあるのでDFだけのせいではないですが、1対1の場面では選手に責任があります。

良い時も変えてしまう監督の起用法にもいい加減慣れないといけないんでしょうが、こうして効果のない起用になってしまうと、なぜ変えた?という疑問も湧いてしまいます。吉弘もベンチから悔しい思いをしたでしょう。次に期待です。

交代選手が2得点

途中出場の2人が得点を決めるなどして交代策は嵌ったんですけどね。
特にハファエルは、ボールコントロールの巧さが目立ちました。派手なテクニックは無かったものの、間合いであるとか駆け引きで、するすると相手を交わし1ゴール。不安視されていた守備も、それなりにこなせていました。今後もオプションになれそうです。

そして遂にゴールを決めた元気。
サイドなら縦に勝負師に行く征也が、一旦切り返してから再び縦へ抜け上げたクロスを元気が蝦反りヘッド。これがポストに当たってゴールへ吸い込まれ、この得点で札幌は一時勝ち越しに成功しました。これで試合を終えていれば最高の展開でしたが・・・・・・。

2人とも欲しかった点を取ることが出来たので、引き分けに終わったとはいえ攻撃的な選手としては手応えを掴んだのではないだろうか。元気は守備要員として使われている事が多いけれど、出場することはほぼ決まっているようなものだし、出るなら得点出来るに越したことはないですからね。

残念ながら勝利で第3クールスタートというわけにはいかず、勝ち点も1ポイントに留まりましたが、次は30日アウェーで草津戦。次節も面白い試合を期待しよう。そして結果もお願いします。

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