51試合を戦い抜くサッカーJ2の2009シーズンも、34節目を迎えて残り3分の1を残すのみとなりました。コンサドーレ札幌の第2クール締めくくりとなる1戦は、岐阜は長良川へと赴いて、FC岐阜との対戦です。

この試合は、打ち上げ総数約3万発という、東海地区最大級の規模を誇る第64回全国花火大会と重なった関係で、試合途中から花火が上がり続けるという珍しい光景の中で展開されました。んー、近い。

どちらかの日程を1日でもずらせると良かったのになと思いましたね。

2009J2 第34節

コンサドーレ札幌 2 – 0 FC岐阜

■得点者:
札幌/3′ ダニルソン 74′ 砂川
岐阜/
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西嶋 吉弘 石川 上里
MF:古田 宮澤 ダニルソン 砂川
FW:キリノ 西
■サブメンバー:
GK:高原
MF:芳賀 砂川 ハファエル
FW:中山
■交代選手:
56分:宮澤→芳賀
81分:西→中山
83分:キリノ→上原

札幌はMF藤田とDF趙が累積警告で出場停止。前節と同じく4-1-4-1とも4-4-2とも取れるシステムで臨み、左SMFにはベテランの砂川が入りました。砂川は今季殆どの試合で起用されているものの、出場時間が短かすぎたり、かといって先発で出場すると、良さを出し切れずに居たりと、なかなかに消化不良なパフォーマンスを続けています。・・・・・・経験があるからと期待し過ぎなのかも知れませんが。右サイドには既に欠かせない存在となっている古田君。ベンチには久しぶりに上原が復帰。この時点で、ハファエルの不出場はほぼ決まりです。

札幌はこの試合、これまでほぼ守備専門だったダニルソンが攻撃にも参加。これが相手の混乱を誘い、2度目のチャンスとなった前半3分に早々と先制します。ゴール後はエムブレムにキスするパフォーマンス。なんていい子なんだ、ダニルソン。前節より宮澤が少し引き気味になった事で思い切った攻撃参加が出来ていましたね。ただ、そのせいか、宮澤は精彩を欠いてこの試合大ブレーキでしたが。全員が活きるようなシステムのバランスを取るのは難しいですね。

先制点を奪ったことで、引いて守備ブロックを作り、相手をいなしながらカウンターを狙うという、暑さ対策としてもあったでしょうが省エネサッカーを展開出来る下地が整いました。引きすぎていたり、イージーミスからボールを奪われてあわやという場面も作られていましたが、この辺はまだまだ課題ですね。

そして、そのカウンター狙いがはまります。後半29分、自陣でボールを奪って、ダニルソンから西、中央右への砂川へと渡り、砂川が相手DFをよく見て見事な切り返しから追加点を奪います。これはかなり綺麗に決まりましたね。砂川は15試合振りのゴールとなりました。あれ以外は何もしていないと試合後インタビューでも語っていましたが、この日はほんとに低調なパフォーマンスだったので、得点出来て本当に良かった。砂川の深い切り返しはいつも素晴らしいですね。

そしてこの場面では、ボールを奪ったダニルソンと砂川へパスを出した西、そしてキリノもペナルティエリアに走り込んでいました。人数をかけた見事なカウンター。スピーディーな攻撃は気持ちイイ。

危ないシーンを何度か招いてしまいましたが、何とか無失点で切り抜けて、これで今年2度目の3連勝となりました。無失点試合は今年5試合目。そして、試合中は騒音でしかなかった花火も、終わってしまえば勝利の肴。選手後方に、花火が上がっているのを見る、気持ちの良いインタビューとなりました。

3連勝も勝ち点は目標に届かず

これで勝ち点を50とした札幌ですが、この第2クールで目標としていた数字は勝ち点66。途中勝ちきれない試合が続き、目標を大幅に下回る数字で終わってしまいました。目標を達成出来ていれば(まあ最初からかなり厳しい数字でもありましたが)、4位より上の位置に居られた可能性もあったわけですから、痛い取りこぼしです。

最近は、石川の加入である程度凡ミスからの失点も減り、守れるようにはなってきていますし、何度かあるチャンスで得点出来るようになっています。なので、締めくくりとなる第3クールは、面白い試合も増えてくると思いますし、勝ち星を伸ばせるとは思います。

ただ、減速してきたチームもあるとはいえ、上位とはまだまだ差があり、昇格への道は依然として厳しい状態。砂川のインタビューでもあったように、トーナメントという気持ちで1戦1戦積み上げていくしかありません。

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