8月に入って初の平日開催となる第32節。前節セレッソ大阪に完敗し、順位も再び二桁の10位に転落したコンサドーレ札幌は、ホーム厚別競技場にアビスパ福岡を迎えての1戦となりました。

ここ数試合は、立ち上がりに決定的なチャンスを幾度も作れており、そこでしっかりと得点出来ていれば・・・・・・というモヤモヤした試合を続けています。今年は勝ってもすっきりしない試合ばかりですけど。

6月に開催された仕事人ナイトでは、集客キャンペーンを行っていながら早々にビールを切らすという、イベンターとしてあるまじき失態を冒したHFC(と、出店スポンサー)。この試合も仕事人ナイト開催日です。滞りなく運営出来ただろうか。

2009J2 第32節

コンサドーレ札幌 3 – 0 アビスパ福岡

■得点者:
札幌/23′ 宮澤 35′ 宮澤 67′ 上里
福岡/
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西嶋 趙 吉弘 石川
MF:古田 上里 ダニルソン 石井
FW:宮澤 キリノ
■サブメンバー:
GK:高原
MF:芳賀 砂川 ハファエル
FW:中山
■交代選手:
62分:石井→砂川
86分:上里→芳賀
89分:キリノ→ハファエル

MF西はねんざ、MF藤田は発熱ということで、この試合は欠場。MF岡本も未だ復帰出来ていない状況で、石崎監督は前節初出場を果たした高校生ルーキーのMF古田くんをスタメンに抜擢。左サイドにはFW石井が入りました。まだ無得点と、FWの選手としてはもどかしい状態でしょうが、運動量と守備で貢献度の高い石井です。惜しいシーンはあるんですけどね。守備ラインは沙悟浄ヘアを捨て、茶髪になったソンファンが戻ってきました。リフレッシュ出来たみたいですね。ベンチはいつもの感じで。

立ち上がりこそ福岡に攻め込まれるものの、この日の札幌は守備陣も集中していましたし、前線からのプレッシングもしっかりと出来ており、危ない場面を作らせません。セレッソ戦では奮闘しながら孤立してミスパスを誘発させられていたダニルソンも、この日は近い所に味方が多くいたせいか90分縦横無尽に走り通し。まあ、何度かパスミスはやっぱりあったんですが、運動量とボール奪取能力は別次元のものを見せ始めています。彼のおかげで、この日久しぶりにコンビを組んだ上里は多少前でプレーする事が出来ていました。

初スタメン&フル出場となった古田

基礎技術の高さは勿論なんですが、ドリブルやダッシュのキレが素晴らしいですね。ノールックでドリブルしたりパス出せたり、アイデアも面白いものを持っているなあと感じました。ボールタッチは多いんだけど速いんですよね。すごいや。

スタミナも切れて相手マークのきつくなった後半は徐々に消えてしまいましたが、FW宮澤の2得点はいずれも古田くんが絡んでのもの。後ろのDF西嶋も、外に張り出しっぱなしの藤田よりも、前にスペースを大きく作ってくれる古田くんの方がやりやすそうに見えました。その分ボールがどんどん出てくるので走る距離が長くなり、後半はだいぶへばってましたけど。

当初は途中交代で前半から飛ばしていかせたんだろうけど、最後まで使った石崎監督はどSだなあなんて思いながら。プロの90分を体で覚えさせるのも必要ですからね。初スタメンの試合で色々経験詰めたのは良かったですね。

福岡側も、縦の突破を得意とする藤田と、中へ切り込んで勝負出来る古田という違いに戸惑ったという部分はあったにしろ、初スタメンでここまでやれるというのは驚きでした。この試合シュート精度はいまいちでしたが、今後の活躍が楽しみです。

前半で2得点をたたき出した宮澤

普段は1試合に1本以下のシュート数の男が、この日は期するものがあったのか、久しぶりのFW出場で果敢にゴールを狙っていきました。2点とも右サイドの古田&西嶋が絡んでのもの。古田くんへの相手のマークが甘い前半のうちに得点出来たのは大きかったですね。1点目は体勢を崩しながらも(これによって相手キーパーもタイミングを崩されて)コースを突いて、2点目は古田くんが相手ディフェンスを引きつけて、折り返してきたところを中央から落ち着いてミドルでした。やればできるんだよ宮澤。普段からもっと打つべき。

運動量もボランチの時より多くて守備もいつもよりやっていて、やっぱ前でやりたいんだろうなあなんて思いながら見ていましたが、そのせいか後半は古田くんと同様に運動量ががた落ち。後半も時折光るプレーは見せていたものの、殆ど消えてしまいました。スタミナ面は相変わらずちょっと不安ですが、控えにも選手は居ます。いつも後半途中で消えてしまうので、彼らに任せるくらいの勢いで最初からやっている方が良いのかも知れません。

守備の安定

そしてこの試合は守備も安定していましたね。
前半はしっかりと前からプレッシング出来ていましたし、プレスをかいくぐられてもダニルソンが立ちはだかり、ボール奪取という好循環。ラインも高く保てていて、殆ど失点の心配はありませんでした。

前線のプレスが機能しなくなった後半はリトリートも織り交ぜながら、しっかりとゴール前で跳ね返せていました。まだクリアが不十分だったりするのですが、運動量が落ちた時の対処もそれなりに出来ていたのではないかなという印象。危ないなあというのも1~2回程度でした。後半途中から前で全くプレスが機能していなかったので、監督も躊躇したか2,3人目の交代がもう少し早ければという思いもあったのだけど。まあそれでも決定的な場面をそれほど作らせなかったのは良かったのかな。以前よりは柔軟に、しかし攻めの姿勢を崩さない交代を続ける石崎監督です。

夏の厚別で勝利!

通して見ると、後半には上里の60m級の超ロングシュートもあって(上里はいつもああいうシュートを狙っていますね)、今年初じゃないかと言うくらいモヤモヤの少ない完勝!やった!順位は相変わらずなんだけどさ。

古田くんの積極性に引っ張られたのか、他の選手も積極的に仕掛けていましたね。まだ守備連係に不安を残す彼の守備をカバーしなくてはという思いからだったのか、守備でも久しぶりに集中して守れていました。また1人スタメンを任せられる選手が出てきたことで、スタメン争いも激しくなるだろうし、この試合欠場した選手達もうかうかしていられませんね。

試合後にはこないだの西のように宮澤がゴール裏に上らされていましたが、あれ恒例になるんだろうか。ちょっと危ないので、脚立なり階段なり用意してあげたら良いのになあと思いながら、勝利の宴に酔うのでした。Love Beer★

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