年に1度の函館開催で敗戦を喫し遂に10位にまで転落したコンサドーレ札幌は、アウェーに赴き富山と対戦です。今更ですが今年のJ2、51節という過密日程と移動距離の長さというものが徐々に選手の身体を蝕んでいるように思います。

そうはいっても試合は続いていくので、チームコンセプトを踏襲しつつも、こうした過密日程を乗り切る体力と戦術を身に付けていって欲しいなと思うのですが。結果を求めて戦う姿勢をしっかりと示して欲しいものです。

2009J2 第29節

コンサドーレ札幌 0 – 0 カターレ富山

■得点者:
札幌/
富山/
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西嶋 吉弘 石川 上里
MF:藤田 宮澤 芳賀 石井
FW:キリノ 西
■サブメンバー:
GK:高原
MF:岩沼 砂川
FW:中山 横野
■交代選手:
62分:藤田→砂川
73分:キリノ→中山
83分:石井→横野

この試合はダニルソンが今年3度目の累積警告で出場停止、ソンファンは腰痛が悪化ということで欠場となり、スタメンには先日加入した石川が入りました。ダニルソンの所には芳賀が。フォーメーションは4-4-2で前節と同じですね。サブは、今ひとつな動きながらここまで重用されていた上原が外れ、岩沼、横野が入っています。

ミスは多いながらも、中盤でしっかりと繋ぎながら攻めていく札幌ですが、この日もゴールは遠く、ここで決めれば!というところで得点を奪うことが出来ません。石井は前半5分にあっさりイエローカードを貰ってしまい、これで次節は出場停止です。気持ちが入っているのはわかるけど警告を貰い続けるのはいただけない。良い動きを続けていただけに勿体ないですね。

キリノも前半に決定的なチャンスがありながら、枠を捉えることができず。うーん。他の選手はどうも責任を回避したがるというか、自分で打つのが怖いのか余計なボールタッチが増えてしまい、チャンスをフイにしてしまいます。消極差が出ていたのがFWに入った西と、右サイドの藤田でした。PA内でコースがあったにも拘わらず、打たずにパスという選択。

フィニッシャーがこんなメンタルでは、いくら攻撃を組み立てようが得点を奪うのは難しいですね。精度を欠いているのだから、チャンスの数を増やしていくしかないのに、お膳立てして貰っても打たないのは厳しい。

そんな目に見えてダメダメになっていった藤田は今年最短の62分で砂川と交代。石崎監督にしては珍しく、試合の出来で選手を替えるという采配を見せてきました。監督もだんだんと勝ちに拘る姿勢を見せてきているのかなと思いますが、その前に後半から選手のポジション変更を行っており(西嶋を左SBへ、上里をボランチへ、芳賀を右SB)、そしてこれが流れを悪くしていました。左SBの上里を起点にしての良い展開が多いだけに、なんで変えてしまうのか分かりません。

ボールを保持して一見支配しているように見えるものの、自分達で試合をコントロールしていくという部分はまだ見られないまま。守備に関しては吉弘と石川のCBコンビが勇気を持って上手くラインコントロールしていましたし、荒谷の頑張りもあって無失点で終えることが出来ました。初めて組んだにしては上々だったのかなと思いますが、荒谷は故郷での初試合だったんだとか。そんな守備の頑張りに応えたいところでしたが……。

スコアレスドローながら、札幌はここまで2連敗中だったので取りあえず連敗ストップというのはポジティブな要素。ただ、所々面白い展開はあるのだけれど、得点力不足は相変わらず解消されませんでした。むしろ逃げの姿勢が出てきている分悪くなっているような気もします。狭いところでプレーしてないでもっとピッチを広くダイナミックに使えばいいと思うんだけどな。上里が左SBからボランチになった後半は、上里から逆サイドのフリーなスペースへと走る藤田へといった大きな展開は見られず。

メンタルが落ちている選手も居るので、次の試合監督はどういう起用をしてくるんだろうかと思いますが、上手くいかないからといってすぐにやり方は変えるようなことはないと話していたので、起用し続ける事で成長を促すんだろうな。

ダニルソンはまだ出場停止。ソンファンも微妙?謙伍も出場停止ということで、さて、監督はどうやりくりするだろう。岡本は戻ってくるのかな?

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