前節は三上のプロ初ゴールを含む2ゴールで、ガイナーレ鳥取に勝利したコンサドーレ札幌。久しぶりの土曜開催の試合となった今節の相手は、選手としてもJで活躍したユン・ジョンファン監督率いるサガン鳥栖。3勝1分2敗の勝ち点10で現在6位。アウェー、ベアスタでの試合です。

未知数の控え組より、怪我をしてても信頼のスタメン

負傷者が増えてきている中でも、出られるならばと山下以外はメンバーを替えずに鳥栖へと乗り込んだ札幌。ただ案の定、主力とはいえ負傷明けでは低調なパフォーマンスとなり、チーム全体としても悪い方へと引っ張られてしまいました。

見所は「山下の欠場で出場機会を得た櫛引くんが、初出場ながら安定した動きを見せた」「日高が古巣と移籍後初対戦でしたね」「U-18の奈良くんベンチ入り!」の3本くらいのもの。

まあ前半15分でその日のシュートが打ち止めになってしまうようでは、勝利どころか試合にならないですね。局面では

またしてもアウェーで結果を出せなかった札幌。失点後は鳥栖のいいようにやられてしまい、連勝ならず。勝てないどころかアウェーでは昨年11月の水戸戦以来、6試合連続ノーゴールとアウェーにめっぽう弱いところを見せています。

自分なら応援しない

試合後、砂川は、

「こんな試合を見たら、自分なら応援しないだろう」

とコメントしたようですが、その動きは昨年の段階から見え始めているんですよね。石崎監督が就任して以降観客は減少を続け、ドームでは昨年に続いて今年再びワーストを更新。厚別開催試合でも、昨年は1度も8千人にすら届きませんでした。

でも、戦い方は変えない

3年目の今年こそ、この2年の反省を踏まえて地に足付いたチーム作りをしてくるのかと思っていたし、以前率いたクラブで見せていた、石崎サッカーの代名詞でもあるシンプルなショートカウンターメインに転換してくれないかなと今でもギリギリで思っているんだけど、どうやら監督の悪い方の頑固さは健在で、なぜか札幌では今の路線を継続していくみたい。

拘ってやっているおかげか、攻撃陣は共鳴すれば「おっ」という目を引くプレーを見せられるようにはなってきたけれどフィニッシュまでには至らず。ラインを上げて布陣をもっとコンパクトに、縦へ早く進みたい。

この苦境を打開していくような引き出しを、監督がまだ持っているなら付いていく気にもなるけど、頼みの綱ががチームコンセプトに反したFWチアゴしかないのでは、これからも上がり目はなかなか見えてこないんじゃないかなあ。3年目だしね。

幸い守備に関しては、今年も個人が頑張ってくれているのと、相手のJ2仕様な精度のおかげで少なく済んではいます(守備のリズムもすごく悪いし、もっと前で奪いたいけど)。改善される見込みはありそうなんですよね。ワシのやり方は間違ってないんじゃと、そこら辺を弄らずにずっと来てしまっているわけですが。

次節、厚別開幕戦です。試合内容も不安ですが、集客面も心配です。試合翌日に行われた練習試合では、控え組が室蘭大谷高校相手に大量得点。固定化されているスタメン組を脅かせるよう、チーム内の競争を活性化させていってもらいたいです。

日時:2011年05月21日13:03キックオフ 会場: ベストアメニティスタジアム
入場者数: 4,248人 天候: 29.2℃ 45%
サガン鳥栖 1 – 0 コンサドーレ札幌
得点
キム・ミヌ 12分
スターティングメンバー
室 拓哉 21 GK GK 16 イ・ホスン
田中 輝和 4 DF DF 2 日高 拓磨
木谷 公亮 2 DF DF 25 櫛引 一紀
ヨ・ソンヘ 20 DF DF 4 河合 竜二
崎 敬太 3 DF DF 6 岩沼 俊介
早坂 良太 25 MF MF 18 芳賀 博信
74′岡本 知剛 6 MF MF 10 宮澤 裕樹
14′キム・ミヌ 10 MF MF 15 古田 寛幸79′
82′池田 圭 22 FW MF 7 高木 純平65′73′
豊田 陽平 9 FW MF 32 近藤 祐介46′
64′岡田 翔平 26 FW FW 22 三上 陽輔55′
控え選手
赤星 拓 1 GK GK 28 曵地 裕哉
74′浦田 延尚 13 DF DF 3 チアゴ55′88′
丹羽 竜平 15 DF DF 33 奈良 竜樹
米田 兼一郎 19 MF MF 5 ブルーノ
82′山瀬 幸宏 7 MF MF 8 砂川 誠46′
國吉 貴博 16 MF MF 17 岡本 賢明73′
87′64′野田 隆之介 18 FW MF 11 アンドレジーニョ
監督
ユン・ジョンファン 石崎 信弘
主審
山内 宏志
副審
入部 進也/岡野 尚士

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