2010J2 第30節。天皇杯の名古屋戦でなかなか気持ちの入った試合を見せたコンサドーレ札幌は、現在2位のヴァンフォーレ甲府と対戦です。

「育成」をスケープゴートに低迷していてもなかなか危機感が見えて来ない札幌と、「昇格」という目標のために、すっかりカラーが変わってしまったような甲府。そんな両チームですが、聖火台でミシュランマンが見守る中行われたこの試合は、ハーフナー・マイクを肝としてパウリーニョ、マラニョンと反則気味の攻撃力を誇る甲府に先制を許しながらも追加点を許さず、逆に札幌が高校生なのにやたら落ち着いている三上くんの初ゴールで追いついて1-1のドローとなりました。

コンサドーレ札幌 1 – 1 ヴァンフォーレ甲府

得点者
札幌/49’三上
甲府/28’パウリーニョ
スターティングメンバー
GK: 高原
DF: 藤山、吉弘、石川、西嶋
MF: 三上、芳賀、上里、岡本
FW: 高木、内村
サブメンバー
GK: 佐藤
MF: 砂川
FW: 中山、近藤、横野、上原
交代選手
70分: 内村 → 砂川
80分: 三上 → 近藤
85分: 岡本 → 横野

成長を大きく期待されている1人であろう宮澤が腰痛のために欠場となり、そのため内村が急遽FWでスタメンに。怪我人も多く途中で帰ってしまう外国人が居たり、選手のやりくりに関しては今年は本当に大変です。その他は天皇杯名古屋戦と変わらず。

現在2位とJ1昇格が見えてきた甲府に対して15位に沈む札幌ですが、簡単に勝ち点3は渡さないぞと選手のポテンシャルの高さを示した試合ではありました。三上くんの得点シーンも多くの選手が絡んで素晴らしかった。しかし、札幌も一応J1昇格を目標にしたシーズンだったわけで、ホーム試合をドローで終えて満足出来るはずもなく、よくやったと言われるのを見ると違和感もあるしこれが現状のチーム力なのかと寂しくもなるのでした。

名古屋戦の効果なのか先制されても下を向かずに戦いきることは出来たけれど、少し繋げられると何人割いていようとも関係無くすり抜けられていく緩い守備や、いつ噛み合うのか分からない個人任せの攻撃は未だ大きく改善されないまま問題を残しています。2年やってきたんだからここから大きく良くなることは無いだろうけれどね。

残り8試合、来季契約選手も気になり始める時期だけど、自分達のタスクをこなせば結果を出せないチームでは無いのだから、このまま意識を高く保ちチームとして纏まりを持って、1つでも上の順位を目指し続けてほしいところです。

イベント効果も虚しく集客減が続く厚別。今年は厚別の開幕戦となった第15節カターレ富山戦の7,614人が最高で、その他の試合は7千人に届かず低迷しています。1万人どころか8千人にすら届かないなんて。冷め切ってしまう前に結果が、ドローで良しとせずに内容のある勝ち試合をそろそろお願いしますよ。

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