2010J2第27節。相手は前節ジェフとの千葉ダービーを制し、J1復帰へ向けて着実に勝ち点を積み上げ続けている柏レイソル。リーグ戦再開直後は勝ちきれない試合が続いて、第21節の東京ヴェルディ戦で今季初黒星を喫したけれど、ここ5試合は4勝1分12得点と再び勢い付いてきています。対して札幌は、中断前は16戦で4敗だったのに対し、再開後は9試合で既に5敗。大量失点こそ無いけれど、連係を欠いて攻守に脆さを見せ続けています。

日立台での試合とあって、前回ドームでの対戦時とはまた別の特別な想いがあるに違いない石崎監督とキャプテン石川。そして札幌イレブン。しかしそんな彼らを待ち受けていたのは、降り続ける雨とカード乱舞、そしてPK2本を含む今季ワースト失点だったのでした。

コンサドーレ札幌 1 – 5 柏レイソル

得点者
札幌/72’古田
柏/60’北嶋、63’レアンドロ(PK)、80’レアンドロ(PK)、82’工藤、93’茨田
スターティングメンバー
GK: 高原
DF: 西嶋、吉弘、石川、藤山
MF: 古田、芳賀、上里、高木
FW: 宮澤、内村
サブメンバー
GK: 佐藤
MF: 砂川、岡本
FW: 中山、近藤、横野、上原
交代選手
46分: 藤山 → 近藤
64分: 内村 → 横野

前節は厚別の芝対策ということで、高さと速さのある上原と純貴を先発させた石崎監督ですが、この日はいつものメンバー。雨によるピッチコンディションを考えるなら、前節をベースにしても良かったと思うんだけどね。序盤こそボールが走っていたものの、次第に重くなった芝で止まるように。そうしたピッチコンディションを考慮し試合を有利に進めていたのは柏の方で、札幌はどこまでもグラウンダーのボール主体で水たまりに引っかかり続けました。

久しぶりにスタメンに戻ってきた上里が、気合いが空回ってか前半ロスタイムに2度目のカードで退場。ロスタイムが目安の2分台に入っていたときに、既に1枚イエローを貰っているところで無理して取り返しに行かなくても…とは思うんだけど。この日はモチベーション高く試合に臨んでいたので、なんとも勿体ないプレーでした。でもああいうボールへの執着心って今まではあまり見せてこなかったし、ポジションに限らず大事だからね。今回は退場してしまったけどめげずに続けてほしいね。

上里が居なくなってしまったことで不出来の宮澤を代えるに代えられず、その宮澤も後半に不用意なファールでPKを献上して退場。10人でも勝つために後半から近藤を入れ、好調な純貴を入れて柏相手になんとか追いすがり、2点差から古田のゴールで1点差に迫ったときはまだ戦える姿勢を示したのだけど、さすがに9人になってしまっては格上相手の試合をひっくり返すのは難しい。

結局そのPK後さらに2点追加され、今季ワースト5失点で大敗。柏の4点目はこちらが数的不利でスペース空きまくりだったこともあるんだけど、敵ながら美しかったなあ。露骨にチーム力の差を見せ付けられてしまったわけだけど、それでも、サポーターも選手も最後まで下を向かずに戦いきった事は次に繋がっていくのではないかな。というか、繋げていかなくちゃダメですよね。

次節がすぐにやってきますが、上里と宮澤2人とも欠くということで、中盤の、特に中央の構成が再び流動的に。普通に考えれば朴くんがボランチに入りそうだけど、昨シーズンは最終節で古田がボランチに入ったし他の形も十分ありえそう。敗戦の悔しさを糧にして厚別で素晴らしい勝利を見せてもらいたい。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で