第22節から中2日で行われる第23節、横浜FC戦。ホームです。ドローが続く厚別での開催となりました。昇格争いから一歩も二歩も後退してしまったコンサドーレ札幌ですが、そうはいってもリーグ戦は続きます。自信を取り戻すためにも、ホームサポーターの前で自分達のサッカーを展開し、勝利をものにしたいところです。

2009J2 第23節

コンサドーレ札幌 1 – 1 横浜FC

■得点者:
札幌/73′ 西嶋
湘南/45′ 池元
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西 趙 西嶋 上里
MF:宮澤 ダニルソン 藤田 クライトン 岡本
FW:キリノ
■サブメンバー:
GK:高原
MF:芳賀 砂川
FW:中山 上原
■交代選手:
61分:岡本→中山
74分:宮澤→上原
83分:上里→砂川

累積警告が4枚となった吉弘はこの試合出場停止。疲れ溜まっているだろうしゆっくり休んで次節に備えてください。空いたCBには誰が入るのかなと、以前は気になったりしたものですが、今となっては迷うこともありません。コアメンバーで4バックのセンターに入るのは吉弘、ソンファン、西嶋しか居ないからです。下からの突き上げも無く、停滞してます。と言うわけで、西嶋がセンターに入り、両SBには上里と西というボランチコンビが入りました。ボランチには出場停止明けのダニルソンと、宮澤。前節負傷退場したキリノも問題ないみたいですね。

試合はアウェーと言うことで引いてきた横浜を相手に札幌が前半から圧倒的にボールを支配。といえば聞こえは良いものの、実態としては、ゴールへのプロセスが見えてこない、ただ時間を浪費することを目的としたボール回し。足下へのパスが多く、そしてボールを受けてから次の動きを考え動き出すので、崩すまでに至りません。出し所を失いボールをロストするか、苦し紛れのミドルが精一杯でした。この消極さ、中2日ということで疲労の影響もあるのか体も重そうで、そして後半のスタミナ切れを考慮して、というのもあったかもしれません。

そして横浜ボールで迎えた後半開始直後、札幌PA内に仕掛けてきた八角を西嶋が倒したとされてPK献上。これを池元に決められてしまいます。しかしこれ、八角がボールの上に乗ってしまい、バランスを崩して倒れただけなのだけど・・・、PKですか。その前に、PA手前で宮澤と西嶋がお見合いして八角にボール奪われているので、PK云々以前にそこを止めなくちゃいけませんね。宮澤は何度目だろう。呆れるばかりです。

見事な譲り合い精神から失点してしまった札幌はその後、岡本に代えて元気を投入して前線にターゲットを作り、攻勢に出ます。副キャプテン元気登場。元気に頼らざるを得ない状況というのが悲しいですが、元気もターゲットマンとしてポストもそれなりにこなせるようになってきているし、ドリブルも上手くなってるんですよね。ただ、得点には全く期待出来ないですけど。

いつも真っ先に交代させられてしまう岡本ヤス。最近は調子も良いし、ボールを持ってから仕掛けられる数少ない選手なので、もう少し長い時間見ていたいんですけどね。仕掛けていく事でファールも取れる可能性あるんだし。逆サイドの縦にしか行けない藤田をどうにか意識改革したいところですが・・・。クロスのバリエーションは増えてるんですけどね。

元気が入ったことでキリノも動きやすくなったようで、マークを分散。そして中盤での無駄なパス回しが減り、去年までのようにシンプルな、いわゆる縦ポンサッカーに変更。これが功を奏したのかシュートまで行く機会が前半に比べてかなり増えていきます。しかし、後一歩のところで精度を欠き、ゴールを奪うまでに至りません。

それでも上里のオーバーラップ、タッチラインギリギリのところからのクロスに対して西嶋が見事なヘディングを決め、何とか同点には追いつきます。その後もCKから上原の決定的なチャンスが合ったのですが、横浜DF吉田にクリアされてしまいます。これは惜しかった。

何とか勝ち越したい札幌は上里に代えて最後の切り札砂川を投入し、追加点を奪いに出ますが、ここ最近の札幌には2点取るのは至難の業。ロスタイムも積極的に攻撃に行くのですが得点を奪えず、このまま試合終了。後半は16本ものシュートを放ちながら、1得点が精一杯。またしても厚別で勝ちきれず、痛い引き分けとなってしまいました。

試合後の監督インタビューでは、監督もそうとう苛立っていたのか「ここの選手はよくボールをバウンドさせるんですよね。(以下略)」と、自チームをここ扱いで吐き捨て。まああんなのを何度も改善無くやられたらたまらないでしょうが、選手を不慣れなポジションで起用している監督自身の問題も幾分かあると思いますよ。

観客も7,266人と、平日の厚別開催にしてはやや多め。HFCの見込み数を越えていたのか、飲食物を切らしてしまったようです。弁当類はおろかビールまで。ビール切らしてしまうのは、販売としては致命的。仕事人ナイトという集客キャンペーンを張っていた試合なのだから、保存の利かない料理類はともかくとして、せめて飲料は余裕を持って確保してもらいたいですね。

札幌は元気投入後、目に見えて動きが良くなりました。この後も4-2-3-1を続けていくなら元気の1トップにキリノを得点力に欠ける3のどこかの位置に入れるというのもありなのかなと思います。征也は外にしか行かないのであれば、当初の構想であった右SBにもう一度トライして欲しいですね。守備の不安はありますが、それは大伍であれ上里であれ同じ事。

大伍はゴール前に入ってくる動き、ポジショニングといった部分が得意なのに、SBであれば距離が遠すぎますし、回数も減る。ダニルソンはロングパスで良いものを持っているので、お見合い好きな宮澤より大伍を起用しても面白いかもしれません。宮澤は上手いんだけど不用意なミスも目立ちます。

上里はキャプテンの重圧なのか、連戦の疲労なのかつまらないことになっているので難しい。らしさを取り戻して欲しいのだけど、これは試合をこなすことでしかつかめないのかな。元気の復活によって、競争が働いていない今のスタメンに、変化が生まれるかも知れません。サブメンバーもっと頑張れ。

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