リーグ戦の第15節、連勝街道とまでは行かないものの、第7節の富山戦以来8戦負け無しと一応好調を維持するコンサドーレ札幌。この試合はホームの札幌ドームにFC岐阜を迎えます。ホームでしっかりと勝って勝ち点を伸ばし、上位進出の機会を窺いたい。対するFC岐阜もセレッソに惜敗した後の前節大勝しており、勢いがあります。しかし、そんな岐阜が相手だからと言ってもホームで負けられません。勢いがあるとはいえ、本来の実力からいくとこちらが勝たなければいけない相手。しっかりと勝ち点3をいただこう。

2009J2 第15節

コンサドーレ札幌 3 – 0 FC岐阜

■得点者:
札幌/28′ 西嶋 45′ 岡本 65′ 上里
岐阜/
■スターティングメンバー:
GK:荒谷
DF:西嶋 趙 吉弘 西
MF:上里 ダニルソン 藤田 クライトン 岡本
FW:キリノ
■サブメンバー:
GK:高原
MF:芳賀 砂川
FW:宮澤 上原
■交代選手:
78分:岡本→砂川
87分:キリノ→宮澤
89分:藤田→上原

札幌は先発メンバーにMF上里が復帰した以外は固定。左右逆転したSBコンビもこれで3試合目になり、そろそろ慣れてきたかな?という感じです。ベンチメンバーも含めて選手が固定されてきましたね。外れてる選手達は一層の奮起を期待です。

試合はいつものように札幌ペース。立ち上がりからMFクライトン&バンダナを外したFWキリノを中心に岐阜ゴールに攻め入りまくります。キリノはスピードも活かせるようになってきましたし、クライトンはいつものように1人くらいじゃびくともしないフィジカルと、いつ見てるんだろうという圧倒的な視野の広さで攻撃の起点となります。ただ、彼が持った時に足を止めてしまう選手がまだまだ多いのが残念なところ。スペースへ走れば間違いなく良いボールを出してくれますから、もっと何人もチャレンジしていって欲しいですね。出し手と受け手以外止まっているのでは崩すのは難しいです。確かにクライトンのプレーはみとれるしまいますけども。

先制点はクライトンのFKから。センター付近の遠いところから、一気にPA内まで蹴ってきたボールをDF西嶋が相手キーパーに競り勝ちゴール。西嶋は今季3得点目です。西嶋はこの後もいいクロスを上げていましたね。ゴール方向へ向かうクロスはかなり良い西嶋です。この試合のキリノはなかなか枠に飛ばせず外してしまいましたけど。前半圧倒的に試合を支配しながらも追加点を奪えなかった札幌は、この試合無失点で抑える意識を強く持って後半へ。

その後半開始早々、右サイドでボールをキープしたクライトンが逆サイドへ展開し、そのボールはMF岡本へ。今季1得点目と同じような形で、外から中へと切れ込むドリブルで相手をあっさりと交わした岡本はそのまま迷い無く右足を振り抜き、これが岐阜ゴールに突き刺さり札幌追加点。うん、岡本まだまだキレキレです。上体のフェイントで相手のバランスを崩してコースを作り、ファーへのシュート。うーむ。後は90分持つスタミナ、だろうか。

そして後半20分、上里が自陣でボールを奪い、クライトンへ。ボールを受けたクライトンがそのまま相手陣内まで独走。クライトンはほんとによく走ります。ボールを預けた上里も、そのまま走り出します。PA内には中央にキリノも居ましたが、クライトンの左サイドからのふんわりクロスはキリノではなく、一緒に走ってきた上里へ。師匠からのボールを決めないわけには行かない上里は、苦手な右足でダイレクトボレーを流し込みます。勢いが無くへなへなでしたが良く決まってくれました。ゴール後には勿論師匠と熱い抱擁。

3点取った後もカウンター気味にキリノから追加点を試みる札幌でしたが、如何せんこの試合のキリノはシュートが枠にいきません。んー。スピードはだいぶ活かせるようになってきたのだけど、フィニッシュが。守勢に入ったからか、フォローも無いんですよね。まあこれは仕方無いか。

最後までサボらずにプレッシングを続け、岐阜に思うような攻撃をさせなかった札幌が、このまま無失点で勝利をものにします。ドームでの4連勝はクラブ史上初だそうですよ。

なんとか無失点に抑えはしましたが、守備は相変わらず不安定な感じでした。特に後半15分辺りから、ですね。キーパーとの連係も今ひとつで肝を冷やす場面も。結果的に0になったものの、まだまだこれからといったところです。それでもホームで、11人で0に抑えたことはこれから自信になっていくでしょうし、好調を維持している岡本のようにDF達にも良い流れがくるといいのだけど。

ただ、これだけ続くとなると、途中で集中切らす事を織り込み済みでプランを立てないといけないのかなと思いますね。控えDFを入れたりね。監督も頭が痛いところです。ソンファンは身体能力が高い選手なので、そこでカバーしてはいるものの真ん中で守るにしては少し怖いです。DF曽田、箕輪が戻ってきたときに彼らの状態が良ければ、こなせるという右SBに回すというのもあるかもしれない。いずれにしても吉弘とソンファンのフル出場がずっと続いていますし、DFの層が厚くなるのは歓迎すべきことですね。ところでDF柴田の出番が全く無いわけですが、今のこのふらふらなCBコンビよりも練習でのパフォーマンス悪いのだろうか。上手くいっているときは変えないのが定石ですから、これで良いのかも知れませんが、ソンファンはカード3枚とリーチがかかってますから、早ければあっさりと出場機会が巡ってくるのかもしれません。西嶋、吉弘と大伍を真ん中に据えた3バックになるかもしれませんが。

今節、水戸がセレッソ大阪に敗れたために札幌は単独5位に浮上。まだ勝ち点差が7あるので遠いのですが、ようやく昇格圏である3位の背中がうっすらと見えて来ました。上位陣は上位なだけに大崩れしないので、こちらも差を広げられないように食らいついていきましょう。第1クールも残り2試合。17節はいよいよ厚別競技場での試合となります。良い形で勝利し続け第2クールへ繋げていきたい。

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