2戦して勝利は無く勝ち点1。今年も開幕ダッシュとはいきませんでした。不安定過ぎる守備陣をてこ入れして臨む、第3節の相手は栃木SC。初顔合わせとなった昨年は、3戦とも1点差ながらいずれも札幌が勝利を収め、相性は悪くありません。歯車が噛み合わず勝利が遠い札幌ですが、ここで勝利を掴み浮上のきっかけにしていきたいところ。

コンサドーレ札幌 1 – 0 栃木SC

得点者:
札幌/19’内村
栃木/
スターティングメンバー:
GK:高原
DF:西嶋、藤山、石川、岩沼
MF:藤田、宮澤、芳賀、内村
FW:近藤、キリノ
サブメンバー:
GK:佐藤
DF:堀田
MF:リ・ハンジェ、砂川、上里、古田
FW:中山
交代選手:
69分:内村→古田
93分:近藤→中山

スタメンは練習で試していたように、藤山が初めてスタメンでCBに入り、西嶋が右SBへ。芳賀がボランチにまわり、内村が左SMF。弾かれた上里と古田がベンチに回っています。岡本ヤスは遠征メンバーから外れてしまいました。調子はどの程度戻ってきているのだろう?早くキレキレのヤスを見たい。

2トップではありましたが、内村キリノ近藤、あるいはキリノ近藤征也といったような変則3バックに見える形。これがこの試合は嵌りました。左サイドは内村と俊Pでやや守備で不安があったのですが、芳賀の広いカバーリング意識に助けられていたし、高さで劣る藤山もJ1の選手と渡り合ってきただけあって鋭い読みと巧い守備を見せてくれました。必要な場面は横の石川なり縦の宮澤なりがフォローする関係も。しかし基本は自分で。

宮澤は起点としてはパス精度が物足りないというか不満ながらも、守備で貢献出来るようになってきています。豊富なアイデアを活かしてパス精度が付いてくれば、ガンバ大阪の遠藤のように、今のまま90分走り続けられる運動量が付いてくれば浦和レッズの鈴木啓太のようになるかも?なんて思いながら、やや怠慢に見える時でも我慢してみます。

あまり去年見せていた札幌らしさは今年も見えてこなかったけれど前半19分、クリアボールを拾ったキリノが落ち着いて内村へ渡し、ボールを受けた内村は鋭い加速でDFを置き去りに、そして逆サイドへのシュートが決まって札幌が先制。この得点を守りきり、今季初勝利を飾ったのでした。

前線に新加入選手が多い分、まだ守備時の連係が今ひとつというか、ボールを奪ってから攻守の切り替えの早さなり、サイドを崩しての展開なりが影を潜めていますね。布陣変更の影響もあるんだろうけど。FWに楔を入れてっていうのは徹底しているけれど、逆にそこを狙われると危険。フォローは増えてきているしアタッカーが多いので、連係が合ってくればまた変わってきそうですが。

芳賀と藤山による経験や危機察知力の高さによって、栃木相手とはいえなんとか安定を取り戻した守備でしたが、試合後その芳賀について聞かれた監督は渋い顔。というのもやはり攻撃面に関して納得がいかない様子。うーん、今日の試合でもそこまで攻撃第一にお考えですか。それでも一定の評価はされていると思いたい。

まあ征也はいい加減決めろよというシーンが幾つかありましたけどね。決定的なシーンに顔を出す場面は増えているけど、あれだけ絡むなら1本は決めて欲しい。シュート本数は少なかったものの決定的だった場面で追加点が取れれば、追いつかれたシーンが頭をよぎることもなくもっと楽な展開に出来たことだろう。

もう1つ試合後のインタビューで、落ち着いてコメントする中で、試合に臨むモチベーションの高さを見せていた藤山。この試合スタメンを外れた上里や宮澤他若手選手には是非見習ってもらいたい強いメンタルだ。どんどん盗めっ。

引っ越しはしたものの、勝つまで住民登録をしないと言っていた内村は、この日決勝ゴールを決めたことで晴れて札幌市民になれますね。ようこそっ!!

3試合目にしてようやく1勝。まずは結果が出てほっとした。2試合でどんどん悪い形に陥っていただけに、まだまだ改善される余地を多く残しているけれど、気を引き締め直して連勝といこう。

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