さあ、ホーム開幕戦ですよっ。今年は北海道開拓のシンボル、北極星の巨大なコレオが出現し、サポーターも気合が入ります。しかしチームは、シーズン前から懸念されていた守備不安が一気に噴出し、序盤から連続で失点。結果、リズムを掴めないまま3失点で完敗と、余りに悲しいホーム開幕戦となってしまいました。悔しいっ。

コンサドーレ札幌 0 – 3 アビスパ福岡

得点者:
札幌/
福岡/ 3’丹羽、22’大久保、50’永里
スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀、西嶋、石川、岩沼
MF:古田、宮澤、上里、藤田
FW:近藤、キリノ
サブメンバー:
GK:佐藤
DF:藤山
MF:リ・ハンジェ、砂川、岡本
FW:内村、中山
交代選手:
46分:古田→内村
69分:岩沼→砂川
75分:キリノ→中山

札幌はキリノが復帰し、内村がベンチに下がった以外は前節と同じメンバー。キックオフ直後こそ古田が持ち込んでアグレッシブな姿勢を見せ、今日こそ得点が見られそうかな?なんて風にも感じたけれど、コーナーキックが続いたところで押し込まれ、開始3分で失点。札幌の選手がゴール隅に張っていた所に飛んできたので、高原も思い切り飛びきれなかったように見えた、残念。

しかしこの早々の失点によって、プランが崩れた札幌は落ち着きを無くしてしまいました。闇雲に前線へボールを蹴りだすばかりになってしまった。福岡の丹羽が「やはりいい攻撃というのは、いい守備から生まれる」と話していたように、彼らの守備が良かったのももちろんある。でも、福岡が何か特別な事をしてきたわけではなくて、しっかりとブロックを作って守り、奪ったら切り替えを早く相手の手薄なサイドを突く。シンプルだけどそれを徹底。

札幌はゲームメイクを託されているボランチ2人のところでミスが多いのでちぐはぐ。チーム全体としても運動量や動き出しも少なくて、攻守ともに人数が少ないので厚みが出ません。上里はまた集中欠いてバイタルでボール奪われちゃうし、宮澤はワンタッチに拘り過ぎだし、難しいところにばかり出しすぎてリズムを生み出せない。なんだかロングボールは当てずっぽうに蹴りっぱなしで押し上げてこないし、展開がそればかり。組み立てなおすこともせず、いったいどうしたことか。

去年の形からダニルソンが抜けて、中盤は1枚減りました。で、彼の居たポジションに誰かを充てるのではなく、FWを1枚増やしたと。ボール奪取の先鋒がいなくなったわけだから、そうなるとやっぱり守備力は落ちて当然なんだけど、じゃあそこをチームとしてカバーするのかといえば、まだできていない。

守備に難のある構成だというのは監督自身も、チーム全体としても認識していた問題で、そこは相手にもう少し隠していたかったというか、試合をこなしながら克服していきたかっただろうと思うんですよね。

ただ、練習試合ならまだしも、相手も必死に勝ちにくるリーグ戦は見逃してくれるほど甘くなかった。で、こうして改めて弱点を突きつけられたわけで、いつ見通しが立つのか分からないままいくのか、それとも前掛かりな布陣を見直すのかっていういい機会になったのかもしれません。

近藤内村orキリノの2トップを続けるなら、上里宮澤のどちらかは諦めなければならないし、上里宮澤を中盤で使い続けるなら、2トップの1枚を削り、守備を増やさなくちゃならない。現実的なという割りにはだいぶ前に偏った配置になっているのが今年の札幌。

第2節という早い段階でこうなってしまった事は、修正時間がまだ残されている事を考えると良かったのかもしれない。ただ「ホーム開幕戦」で、というのはクラブ人気にはダメージが大きいんじゃないだろうか。と思う。ゴン加入効果があったとして、それでも昨年より観客数が減少してしまった。

初めて見に来た人や、普段余り見ていない人がどれだけ札幌ドームに足を運んでくれたのかは分からないけれど、あの内容の試合を見せられてしまうと、なかなかもう一度見に来ようとは感じにくいのではないかな。次の試合で、札幌は戦えるチームだぞというのをしっかり見せてほしい。

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