7日にリーグ戦が開幕したJリーグ2009。
翌8日には札幌も久しぶりにホームで開幕を迎え、札幌ドームで昇格候補の一角ベガルタ仙台と対戦です。観客もクラブが見込んだ25,000人には届かなかったものの、それでも22,000人近い観客が訪れ、近々のJ2開幕戦である07年(13,568人)を大きく上回る結果となりました。ちなみに昨シーズン08年は、久々のJ1、そして日本代表の中沢や元札幌の山瀬の所属する横浜F・マリノス相手という事もあって25,225人でした。さすがにその試合には及びませんでしたが、期待度の高さが伝わってきます。現地観戦したかったなあ。シーズン中に監督の望む4万人の大観衆は見られるだろうか。

2009J2 第01節

コンサドーレ札幌 0 – 1 ベガルタ仙台

■得点者:
札幌/なし
仙台/66’菅井
■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:西 趙 吉弘 西嶋
MF:クライトン 上里 ダニルソン 岡本
FW:石井 キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
MF:芳賀 藤田 砂川
FW:宮澤
■交代選手:
62分:石井→砂川
69分:岡本→藤田
71分:西→宮澤

大幅に若返りを図った今シーズンの札幌。スタメンを見ていくと、右SBには征也でも芳賀でもなく、大伍。そして、右SMFには砂川ではなく謙伍と、若手の積極起用と共に、ホームでのシーズン開幕試合、そして監督自身にとってもホーム初試合ということで、攻撃的に行くぞ、積極的に仕掛けるぞという石崎監督の意図が見えて来ます。

征也は主力として考えられているでしょうが、怪我がちで調整不十分とされていたのと、仙台の攻撃の核リャンの守備面での対応を考えて、でしょうか。そこで芳賀ではなく大伍と言うところが去年とは違う石崎采配ということなんだろうな。お前らが引っ張って行くんだぞと言う若手の自覚を芽生えさせる意図もありそうです。

試合開始直後、クライトンが中盤でボールを奪いサイドのスペースへ走り出していたキリノへ展開。その間に謙伍が中に走り込み、キリノの折り返しに頭で合わせますが惜しくも外へ外れてしまいます。後ろにも2人詰めていましたし、これはいい展開でした。その後も右のスペースを上手く使う謙伍をクライトンが使うシーンもあり、右サイドの謙伍、悪くないなという感じでした。ただ、なんだかガツガツしていない優しい感じの謙伍。相手キーパーが林だからだろうか。もっとエグいシュート打てよと感じてしまうのでした。勿体ない。

札幌が今年から取り組んでいる「チャレンジ&カバー」を随所に見せつつ試合も支配しながらも、引き気味の仙台相手に決定的なチャンスメイクは出来ずに攻めあぐね、FKから仙台にワンチャンスを決められて敗戦。エリゼウ&林が神がかりというか、安定度抜群でしたね。こちらも優也がスーパーセーブ見せてくれましたが、いやしかし残念です。

決めるべき時に決められないとやられてしまうという、なんともありがちな形で敗れてしまいましたが、チームとしてやりたい事がハッキリしていますし、手応えも感じられるので、今後に期待が持てる試合でした。何しろ見ていて面白く感じられるのが嬉しいところです。

昨年は攻撃後、自陣深くまで戻って守備をさせられ消耗していたクライトンも、1列前のポジションになって躍動。彼に依存しすぎの感はまだ残るものの、彼を使うプレーも今年は見えますし、1列後の上里からの組み立ても出来ます。ダニルソンやキリノも、スピードのある選手なので、シンプルな組み立てがもっと増えても面白いのではないかなと思います。

結果が出なかったのは残念ですが、次を見たくなる良い試合を見せてくれました。

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