09シーズン開幕を2週間後に控え、これで6試合目となる練習試合は舞台を沖縄県北谷町に移し『琉球放送創立55周年記念「シーサーマッチ2009」』として、元札幌の今野やブルーノ・クアドロスが所属するFC東京と対戦。ムービングフットボールと激突です。

コンサドーレ札幌 2 – 1 FC東京

■得点者:
札幌/47’ダニルソン、59’ダニルソン(FK)
東京/25’梶山

■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:藤田 吉弘 西嶋 西
MF:クライトン 上里 ダニルソン 岡本 石井
FW:キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:柴田 堀田
MF:岩沼
FW:宮澤 横野 上原
■交代選手:
59分:キリノ → 宮澤
69分:石井 → 横野
76分:岡本 → 上原
79分:藤田 → 岩沼
83分:ダニルソン → 柴田
89分:西 → 堀田

札幌所属の沖縄出身の二人、上里にとっては主将となって初の試合、上原にとってはJ選手となった姿を地元の人達に見てもらえるチャンスとあって、PSMながら凱旋試合ということでかなり気合いが入ったことでしょう。

しかし、この試合で目立ったのは沖縄コンビではなく、新加入のボランチ・ダニルソンでした。前半は札幌いつもの悪癖というか消極さ出てしまったようで、監督に活を入れれて臨んだ後半。開始直後の47分に、PA前でクライトンがキリノにボールを預け、キリノは仕掛けるのではなく、後方に居たダニルソンへパス。ゴール前を警戒し相手が引いていたためにチェックも甘く、フリーでボールを受けたダニルソンは(まだ距離があったのにもかかわらず)コースが空いたと見るやそこから迷わず左足一閃。ドライブのかかったシュートはワンバウンドしながらも、相手キーパーの権田が一歩も動けないほどの速さでゴールに突き刺さります。これで札幌が同点に。それにしても漫画みたいな感じで思わずにやけてしまうほどの破壊力。これがキャプテン翼なら
ダニルソン「くらえェ〜ッ!!」
FC東京イレブン「なにィ!!」
実況「おーっと、キーパー権田くん一歩も動けないーッ!!FC東京ゴールに突き刺さったァ」
とかいう感じになっている風ですよ。しかし凄い脚持ってるなあ。

さらにこの後得たFKでも、クライトンとのサインプレーからまたしてもダニルソンの弾丸シュートが炸裂。権田の手をはじき、そのままゴールへ吸い込まれます。これが決勝点となり、札幌が勝利!

ダニルソンは紹介動画でも1点目のような位置からミドルシュートを決めていましたから、かなり得意な形なんでしょうね。左利き2人が並ぶボランチコンビで、さらに二人とも飛び道具を持っているという、相手にとっては嫌な選手が今年は揃っています。スペースを気にしてチェックが甘くなると、後ろから鬼ミドルが飛んでくるし、かといってラインを上げると裏にスペースが生まれ、岡本やキリノ、石井、砂川といった前線の裏抜け系選手にとっては格好の仕事場が出来上がります。それを指揮するクライトン、上里やSBの征也や西嶋とかみ合えば、ヤンツーさん時代のようなイケイケサッカーが数多く見られるかもしれません。点取られてからじゃなく、最初から頑張ってくれるのが一番良いんですけれどもね。

これで現段階で発表されていた練習試合を全て終え、後は全体練習を通して連係確認等をしていくことになると思います(未定のところに練習試合が入ってくるのかもしれませんが)。この試合でもベンチ入りメンバーは荒谷を除いて全員出場しており、核になっている選手はいるものの、最後までテストは続きそうです。まあ年間51試合もあるわけですから、フィールドプレーヤー23名という事を考えると一人でも多く監督の求める状態に近づく事が必要でしょうし、主力が欠けても戦力ダウンを最小限に留めておく事がリーグ戦を戦い抜く上で重要になってきます。

J2でベンチ枠が7名→5名に減り(戻り)、やりくりも大変になるので、複数ポジを守れる西嶋、西、芳賀なんかは重宝しそうですね。この試合でも西嶋(CB→右SB→左SB)、西(左SB→CH)はポジション入れ替わっているようですし、こういう選手がピッチやベンチに居てくれると監督の采配も幅が広がります。

開幕戦に選ばれる選手は誰になるのか、妄想できるのもあと2週間弱。

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