2008 J1 第34節

コンサドーレ札幌 0 – 1 鹿島アントラーズ

■得点者:
札幌/なし
鹿島/野沢
■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:池内 西澤 西嶋 坪内
MF:藤田 上里 西 西谷
FW:砂川 ダヴィ
■サブメンバー:
GK:高原
DF:柴田
MF:マーカス 芳賀 岡本
FW:中山 宮澤
■交代選手:
55分 西谷→芳賀
65分 砂川→宮澤
72分 西→岡本

遂に2008年のJリーグも最終節を迎えました。
ホーム最終戦の相手は前年度王者であり、今年初戦で当たった鹿島アントラーズ。ACLやナビスコ杯では苦杯を舐めましたが、リーグ戦となれば話は別。勝ち方を熟知している強豪です。

対して、コンサドーレ札幌は、早々にJ2降格を決め、ナビスコ杯は予選落ち、天皇杯も初戦敗退と良いところ無し。リーグ戦もここまで17試合連続で未勝利であり、リーグ4勝はワーストタイ。

まさに強者と弱者という対照的な両チームの戦いとなった最終戦。しかし、優勝のかかるプレッシャーは当然あるはずで、札幌が早い段階からアグレッシブに攻め、先制出来れば面白い展開にはなりそうでした。

中盤は、来季主軸となりそうな藤田、西、上里が先発。FWには得点ランキング2位のダヴィと砂川。直す気無い守備はもういいや。最終戦となる池内は先発で起用されます。どうせ守れないなら攻撃的に、という布陣。やっとです。

J1最終戦と言うことで、モチベーション高く臨んだ札幌イレブンは、動きに固さのある鹿島に対して序盤から攻勢に出ます。しかし、これが常勝チームたる所以か、最後の所はしっかりと守り、札幌の精度不足もあって、得点を奪えません。

逆に鹿島は、札幌のいつもの拙いバイタルスカスカ守備戦術を見逃さず、野沢が繊細かつ豪快なミドルシュートを突き刺して先制。

結果的にこの1失点のみではありましたが、またしても力の差を感じた試合でした。しかし、初戦の後半戦、なすすべ無く4失点を喫し敗戦したことを考えると、ようやく若手も戦える選手として育ってきた事は収穫でした。

ワンミスで懲罰交代するのではなく、1シーズンコンスタントに試合に出続けた大伍を見ていると使い続けることが大事だなと改めて感じます。上里はクライトンの後を継げる存在になりましたし、征也も来季はトップフォームでやってくれることでしょう。岡本もがむしゃらさを持ってプレーしてくれました。ここに獲得が濃厚と言われているキリーノやコルドバが加わる前線はかなり楽しみです。

今シーズンの試合を通して、「何が何でも勝つんだ!残留するんだ!」という気持ちは、最後まで見えて来ませんでした。そこは残念ですが、しかし、それでも終盤の試合で可能性のあるプレーを見せてくれた選手達。来年はより飛躍して行って欲しいです。

課題はやはり守備ですね。リーグ70失点を喫し、平均2.06失点というのはやはり多すぎます。この試合でも散見されましたが、DFが下がりすぎてぽっかりスペースを空けてしまう癖を直していかねば。まあ守備に関しては殆どのメンバーが入れ替わるので、今年のは参考にならないでしょう。新監督がどう構築していくのか。

ともあれ、三浦監督2年間お疲れ様でした。今年でチームを去る各選手、スタッフの松井さんもお疲れさまでした。後から振り返ってみて、このシーズンがクラブ躍進の転機になるといいなあ。なんてことを若手の頑張りを見ていて思うのでした。

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