具体的なメリットがさして見えないまま、犬飼会長が推し進めるJリーグの秋春制への意向問題。その春秋制に対する1回目の検討会議が、来月の2日に開催されるそうです。Jリーグの公式な議題として、上げられるのはこれが初めて。

日程的に無理があるのは、秋春どころか夏春になってしまったという先日の無茶なシミュレーション結果で明らかになっています。

移籍に関しても、現在欧州の移籍期間に当たる1月だったり、7-8月末というのはJリーグの中断期間と被っていたりというのがあるので、そこまで影響は出ないと、個人的に感じています。そもそも必要とされれば時期に関係なくオファーは来るはずですし。

現在J最北端のクラブであるコンサドーレ札幌は、先日の積雪で宮の沢の練習場が雪景色。急遽札幌ドームに、そして街をまたいで苫小牧での練習を強いられています。

練習だけならJの補填があれば室内練習場等の設備投資でどうにかなるのかもしれませんが、新規参入には設備投資にかかる資金が膨大となりますし、試合となるとさらに難しくなります。

札幌ドームの芝は通常外に出ていますし、雪が積もれば移動不可。人工芝に変更すると選手の身体への負担も増えますし、身体への負担をクリアしたとしても、サッカー用の人工芝は敷き剥がしには不向きなんだそうです。となると多目的なイベントが開催される札幌ドームには向いていないということに。

練習場、試合会場の問題をクリアすると、次に出てくるのは試合時の防寒。雪なら逆に耐えられる場合も出てくるでしょうが、問題は雨の時ですね。冬の雨は雪の時よりもかなり堪えます。選手も辛いでしょう。筋肉系のダメージは大きいはず。これは是非とも犬飼さんに体験してもらいたいですね。気温2℃くらいの吹き曝しの下で、90分雨に打たれるという。勿論服は濡れっぱなしですよ。

防寒をクリアすると、次は交通手段。雪が降れば車も公共機関も遅れることもあるでしょう。JR北海道は多少の雪では遅れませんが、東京なんてどうですか。ちょっと雪降ったらJR止まってしまいます。車も時速20kmくらいです。駅から徒歩5分とか、そんな近い場所にスタジアムが完備されているクラブばかりではないので、当然歩くなり、シャトルバスなりで来るわけですけど、遅れる可能性が高いですよね。

試合に間に合わない観客。十分にウォーミングアップ出来ないまま試合に臨むことになる選手達。そして待ち受ける寒さ。これで客は増えますか。魅力的な試合を出来ますか。

高齢化が進むサポーターの足は遠のくでしょうし、となると、一緒に来ていていた小さい子も来ない。残るのはコアな層だけじゃないですか。秋春制移行ではなく、もっとカジュアルに、スタジアムに足を運んでもらえるような仕組みを作っていくべきじゃないでしょうか。

この会議で、具体的なメリットと、デメリットの提示。そして移行に関しての必要な資金。収入・支出の変化等々、色々ありますが数字でビシッと示してみて欲しいですね。んで、犬飼会長は厚別川横でこの冬テント張って暮らせばいいよ。

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