2008 J1 第31節

コンサドーレ札幌 1 – 2 浦和レッズ

■得点者:
札幌/ダヴィ
浦和/田中、エジミウソン
■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:坪内 柴田 西澤 西嶋
MF:中山 クライトン 西 西谷
FW:ダヴィ アンデルソン
■サブメンバー:
GK:高原
DF:平岡
MF:デビ純 芳賀 上里 岡本 砂川
FW:
■交代選手:
45分 アンデルソン→上里
63分 西谷→砂川
77分 柴田→岡本

ホーム試合で今期最多の28,091人が札幌ドームに集まって行われた対浦和レッズ戦。復帰した柴田が天皇杯に続いてスタメンに入り、坪内もマーカスからポジションを奪取。

対する浦和は昨シーズン諦めた4バックに再び着手。4-2-3-1や、あるいは4-3-3のような形だろうか、エジミウソン、田中達也、エスクデロの3人を前線に配置し攻撃的に。攻守に要の闘莉王はボランチです。

試合は前半から個で勝る浦和のペース。再三ゾーンの間を突かれてあわやというシーンを作られてしまいます。まあいつものことなのですが。

しかし、先制点を奪ったのは札幌。
前半13分、自陣深くから前を向いたクライトンが躊躇無くダヴィへ見事なロングパス。これに反応したダヴィがスピードでDF坪井を圧倒。GK都築との1対1になりますが、右足で落ち着いてゴールに流し込み、今シーズン14得点目。クライトン→ダヴィのホットラインから見事なカウンターが決まります。

しかし、ここまで幾度となく逆転負けを喫してきたコンサドーレ札幌。このまま終わるはずが無く、前半27分、ポンテのミドルシュートの跳ね返りを田中達也に押し込まれ同点。

そして、後半9分。柴田がエジミウソンに簡単に前に入られ、優也の飛び出した裏を突かれループを決められてしまいます。柴田は前半の早い時間帯にも同じようなミスをしているだけに、1試合の中で何度も同じミスを見逃してはもらえないぞと強く心に刻んだことでしょう。怪我明けや、そういえばルーキーだった事、相方が西澤だったことを差し引いても、やってはいけないプレーでした。

得点は上げるものの、守備が堪えきれずにあっさり失点。盛り返そうと躍起になるものの、最後までゴールを奪うことが出来ずに試合終了という、終わってみればいつもの展開。

アウェーで高原にゴールを決められて、自信を取り戻させてしまったのと同様に、新システムで臨んで、選手が中央に寄りすぎて完成度が高いとは言えないまでも浦和に勝利を与えてしまったことで、またしても良い練習台になってしまいました。

なぜかマーカスにポジションを奪われていた坪内と、途中出場の上里が存在感を示したのは良かったですが、決して良いサッカーをされた分けでもない相手にあっさり崩されてしまうのを見ると、残り試合も守備の脆さは改善されないんだろうなーとも感じた試合でもありました。

しかし、上里は途中出場ながら、試合毎にどんどん存在感を強めていますね。落ち着いてボールを持てるので、周りの選手も安心して次のプレーにいけます。パスもあるし、シュートもある。来期はクライトンの移籍が濃厚なので、攻撃の起点になれる存在です。

そして、試合後の記者会見において、三浦監督の退任発表がありました。来期はまだ未定だそうですが、一部報道では甲府の監督に就任か?なんていう記事があったり、来期J2で当たる可能性もありそうです。

今シーズンいいだけ自身の持つゾーン守備の弱点を晒してしまったわけですから、三浦監督もこのままでは終わらないでしょうし、勿論修正、改善してくるでしょう。もし対戦することになれば楽しみです。勿論札幌も新監督のもとで、相手に走り負ける名ばかりのハードワークを卒業し、運動量豊富なチームになっているでしょう。

天皇杯は初戦で敗れたため、今シーズンは残り3試合。
それでも勝利のために戦うであろうとは思いますが、リーグ終盤のこの時期にチームは10日から3連休です。

怪我人の多さや戦術的な詰めの甘さは、箕輪に指摘されていたように、練習量の不足や、こういった準備不足からも来ているのだろうと思ってしまう。他クラブは練習なりACLなり天皇杯なりで過密日程をこなしているというのに。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で