2008 J1 第28節

ジュビロ磐田 5 – 0 コンサドーレ札幌

■得点者:
磐田/前田×3、ジウシーニョ、犬塚
札幌/
■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:池内 西澤 西嶋 坪内
MF:西 クライトン 大塚 砂川
FW:ダヴィ アンデルソン
■サブメンバー:
GK:高木
DF:
MF:デビ純 ヨンデ 芳賀 岡本 藤田 上里
FW:
■交代選手:
55分 砂川→岡本
59分 坪内→上里
66分 大塚→藤田

17位ジュビロ磐田と18位コンサドーレ札幌との裏天王山。前回の裏天王山は千葉とでしたが、ミラー監督に代わってからようやく馴染んできたのか、チームが1つに纏まっている感があり、目下連勝中で一気に中位に順位を上げています。

シーズン開幕前から今年は三浦監督と心中だとして(クラブの資金不足という側面もありますが)、一切監督更迭の話が出なかった札幌からは犬の尻尾すら見えなくなってしまいました。結果論ですが、千葉のように好転することもあるんだと言うことを、札幌フロントは覚えておいても良いのではないのでしょうか。まあ札幌は過去に何度も痛い目にあっているので、なかなか動きにくいというのもあるのでしょうが。

さて、試合。
1失点目は左サイドからのクロスに対して優也がまさかのファンブル。こぼれ球を前田に押し込まれ、あっさり先制点を献上してしまいます。後のない札幌は、いつも通りアグレッシブに攻撃を展開するのですが、これまたいつも通りなかなかうまくいきません。守備がスカスカなだけに勢いのある時間帯で点を取りたいところなのですが。

磐田の守備も札幌に負けず劣らず酷いですし、3バックなので、ブラジルトリオを抑えられてしまいましたが、もっと両サイドから執拗に攻めていくべきでした。しかし、戦術的な問題、選手の技術的な問題(監督談)があり、数的優位にありながらそれを活かせず、せっかくの攻撃もいつも通り単発で終わったりともったいない展開。

2、3失点目はいずれもコーナーから。西嶋が前田を捕まえきれずに力負け。というよりバカ正直にタイミング合わせて飛んだらそりゃ負けますよ。相手は怪我さえなければ日本トップクラスのFWなんだもの。後半からは監督も気がついたのか西嶋をサイドに回し、池内を中に。なぜ最初からそうしていないんだろうといつも思う不思議布陣なので、今更気にすることでもなかったりする。

4点目はジウシーニョのPK。そして試合終了間際の体力、集中力共に欠いた時間帯、犬塚にだめ押しのミドルを叩き込まれジエンド。いいシュート打てるようにバイタルを空けて待っているのはもはやお約束。

終わってみれば今期最多の5失点と惨敗。まあ守れないのはいつものことですが、1、2、3失点目はあまりにも簡単にやられすぎてしまいました。

ダヴィ、アンデルソン、クライトンと相性が良いのは大伍なんですが、連動して動けてはいるものの、最後のところで精度が足りないんですよね、前半戦のようなただ出場しているだけではなく、積極的に試合に関与しようとしているだけに残念。

ですが、フィジカルを鍛え続けてJ1でも当たり負けしない身体を作ったり、運動量も増え、様々なポジションをカバー出来るなど、努力を怠らない選手。弱点克服のために練習後も厳しいトレーニングを続けているに違いない。

大敗した後でも監督の試合後コメントは相変わらずでした。こんな状況でも第3者的に振り返られるのはある意味尊敬なのですが、お馴染みとなっている選手批判も欠かしません。新潟戦でダヴィが頭突きした後は、選手を守る立場にあるとか言っていたのにね。しまいには磐田・前田選手を注目しているし、代表でも活躍して欲しいと褒め始める始末。どうなんだ。

この結果、次節にもコンサドーレ札幌のJ2降格が決定してしまいます。個人的にはさっさと決めてもらって、来期の監督も発表して欲しいところです。去年後半横浜FCを率いたジュリオレアル監督は、結果こそ最後の最後まで出ませんでしたが、一切選手批判をしませんでしたし、内容は徐々に良くなっていました。次の監督にはそういった人心掌握術に長けた人選をお願いしたいです。

DF柴田もようやく戻ってきてるし、残り何試合かは出場できるかな。監督にはポジティブに見えなかったかもしれませんが、ベテラン勢が怪我で離脱していた若手主体でやっていた頃の方が失点が少なかったという皮肉。もちろん相手に研究され尽くす前だったという点もありますが、今のようにすぐに腰が引けてずるずる下がってしまうのではなく、何とか踏みとどまろうという勇気は見えました。

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