2008 J1 第26節

大分トリニータ 3 – 2 コンサドーレ札幌

得点者:
大分/エジミウソン、ウェズレイ、エジミウソン
札幌/アンデルソン、西
■スターティングメンバー:
GK:佐藤
DF:デビ純 池内 西嶋 坪内
MF:中山 クライトン 大塚 西谷
FW:アンデルソン 砂川
■サブメンバー:
GK:高木
DF:平岡
MF:上里 岡本 芳賀 西
FW:石井
■交代選手:
74分 中山→西
75分 西谷→石井
83分 デビ純→上里

既に怪我で離脱している曽田、西澤、柴田に加え、守備の要箕輪が怪我で今季絶望、さらには池内、平岡も怪我を抱えた状態と、ここにきて守備陣に再び怪我人続出と満身創痍でアウェー大分戦に臨むコンサドーレ札幌。しかも場所は鹿児島。中2日で札幌→鹿児島とは、なかなかエグいことしてくれます。

こんな緊急事態でもスタメンはおろかベンチにすらDF吉弘の名前は無し。序盤こそスタメンで出場していましたが、ベテランが戻ってくるにしたがって次第に空気に。そこまで信頼を失うというのはどれほどの事をしでかしたんだろうと思ってしまいます。たしかに最後の出場となった13節名古屋戦では軽率なプレーから失点という流れを作ってしまいましたが、まさかそれで、というは考えにくい。技術的なミスなら他の選手もやらかしていますし、うーん。

そして、前節思わぬ収穫となったマーカスのサイドバックはこの日スタメンから試されます。いいプレーを見せていた(ように見える)上里はベンチスタート。西谷、砂川がスタメンなので、切り札ということでしょうか。右から、マーカス 池内 西嶋 坪内 というDFライン。まずは守備から入る監督です。

試合は、大分にとっても東京でアウェーを戦った後の鹿児島へ移動という事で、お互いアウェーに臨むような状態でスタート。前回対戦時は0-0のスコアレスドローでしたが、この試合、後が無い札幌が積極的に前に出ます。しかし、形は作るものの、フィニッシュの精度が低く、そして相手はリーグ最小失点を誇る鉄壁の守備を誇る大分。点を奪えないまま前半を終了してしまいます。そして、前半のいい流れのうちに得点出来なかった事が非常に悔やまれる展開になってしまいまいた。

後半に入ると大分が徐々に勝ち点3を得るためにミッションを遂行し始めます。57分、PA右から金崎がシュート。これを一度はポストに当たり跳ね返したものの、札幌守備陣反応できず、詰めていたエジミウソンに押し込まれ大分に先制点を許してしまいます。またしても相手に先制される展開。

しかしこのままでは終われない札幌も、67分に坪内のクロスからアンデルソンが抜け出して、飛び出してきた相手キーパーの頭上をループ気味にヘディングでゴール!内弁慶とは言わせないとばかりにこの日はアンデルソンが良く動いてくれました。さあ、まだまだここから。というところなのですが、監督、交代の準備をしていた謙伍を一度戻してまずは元気に代えて大伍を投入。その1分後に、西谷に代えて謙伍を投入します。んー。ちょっと迷いが見えました。前節良かった上里ですがまだここまで出番なし。むぅ。

出場している中でも池内が怪我を押して出場という状況なので、ヨンデのような選手が出ては困るという判断をして今日はこれ以上の交代は無いのかなと踏んでいたのですが、83分、マーカスに代わって上里投入。ドローで勝ち点1じゃなく、勝利して勝ち点3取ってくるんだという姿勢を見せます。

が、終了間際の87分。ゴール前危ない位置でウェズレイのファールを誘うようなプレーにまんまと引っかかってしまい、大分FK。壁の位置や優也のポジショニングがなんか曖昧なままに、ウェズレイが低めのシュートを叩き込み大分2点目。この時間で大分に勝ち越しを許してしまいます。

しかし、このままでは終われない札幌はその1分後。クライトンが得たFKからゴール前で混戦となり、ボールがこぼれてきた所に居た大伍が反転しながら右足を振り抜き、これが決まって同点!土壇場で追い付きます。

勝ち点3欲しかったけど今日はドローかな、でも相手は調子いい大分だし、上出来か。なんて思っていたのも束の間。結束した大分の、最後まで勝つんだ攻めるんだという気持ちの前に、またしてもロスタイム、試合が動いてしまいます。残り数秒、ラストワンプレーという中でのコーナーキック。そこでも一度は弾くものの、これが小さく、エジミウソンに押し込まれて失点を喫し、敗戦。ミス絡みで失点が続くのは選手にとってもサポにとっても精神的に堪えます。

監督もコメントの中で失点に触れていますが、J’sGoalとオフィシャルで多少ニュアンスは違うものの、厳しいもの。修正していくとは言いますが、今季ここまで全く修正出来ておらず、戦術は破綻。そして4試合連続3失点中とむしろ失点ペースは増加しています。ここから劇的に良くなるとは考えにくいですが、一抹でも望みがあるのであれば残り少ないJ1生活、期待してみようと思ったりします。 しかし誰が出ても相変わらずの失点というのは厳しいですね。

J2を見越しての監督人事が10月にも行われるそうですが、また去年のように何も考えずに三浦監督に続投を要請するのは勘弁していただきたいですね。メンバーが揃わなかったという面もありますが、それは選手を固定して起用し続けたツケでもあります。

それに、去年終盤から機能不全に陥りだしていた守備が全く改善されないままここまできているわけですから、J1に昇格した時点でお互い円満に契約を終えるべきでした。

そして、他試合ではジェフ千葉が名古屋を破り自動降格圏から脱出。名門の意地を見せているのでした。16位だったジュビロ磐田は出口が見えず、札幌が次節当たるFC東京に5失点で惨敗。17位に転落。勢いつけてくれちゃって・・・。

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