優也から荒谷に正ゴールキーパーが替わり、その荒谷から石崎監督曰く「勘」で第36節の草津戦以来、札幌のゴールマウスを守っている高原。しかし、ある程度やれているものの、荒谷に代えて出すほどなのか?というパフォーマンスで、出場に関しての疑問を拭えずにいました。

この第39節の甲府戦でも、前半は落ち着かずに判断も甘く、前に出るのか出ないのかハッキリしないポジショニングを続けていました。周りのミスもありましたが、高原自身の動揺をも突かれて2失点。シュートを打たれても俺が止めてやる。なんていう感じでは一切無くて、頼む攻めてこないで!こっちこないで!というおどおどしたプレーで、もはや若手という年齢でもないのに経験の浅い高原を使い続ける理由はどこにあるのだろう?と、見ていました。

しかし、そんな疑問も後半に入って払拭されたんですね。
ゴール前で金縛りにあっているかのように足が前に出なかった前半から一転して、後半は果敢に飛び出して何度もピンチを凌いでくれました。時にはペナルティーエリアから大きく飛び出しボールをカットするなど、何か吹っ切れたような、前半とは別人のようなプレーを見せ始めます。ハーフタイムで何があったんだ高原。この積極果敢なディフェンスで、何点か防ぐ事が出来ましたし、良いきっかけになったのではないかなと思います。

こういう判断の早い思い切ったプレーを試合を通して出来るなら、コーチングもしっかりしているし荒谷ではなく高原起用でも悪くないなと思ったのでした。失点に直結するポジションなので、判断が遅いと致命的です。周りとの連係も高めていかねばなりませんが、動き出しを躊躇すると他の選手も迷ってしまいますから、行くのか行かないのかを素早く見極めて判断力を養っていってもらいたいですね。

高原に限らず判断を早くするのはチーム全体の課題なのですけど、この日の高原が見せたように気の持ちよう1つでいくらでもプレー内容は変わっていくんですよね。チームとしても後半息を吹き返したように、前半からアグレッシブな姿勢を貫いて欲しいなと思います。

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