「札幌の選手は大人しい」

これは他クラブから移籍してきた選手にはほぼ例外なく言われる事だと言っていいでしょう。しかしながら、そうして指摘してきた選手まで(悪い意味で)札幌色に染めてしまう力を持つのが札幌力。この辺りはいつまで経っても改善されてこないままでした。

変化が起きそうだなと思ったのは、去年の箕輪の加入から。
日本代表にまで上り詰めた経験とアツいハートを持ち、ぐいぐい引っ張ってくれる札幌に居なかったタイプ。そして、今年から指揮を取る石崎監督によって、少しずつですが変化を見せ始めているように、外側からは見えていました。

しかし、現場からするとまだまだ物足りなかったようで、柏から途中加入した石川に、やっぱりいつものように「声が出ていない」と指摘されてしまったのでした。ベテランが減って若手主体になったことも影響していると思いますが、クラブの悪しき伝統のようなもので根の深い問題ですね。

【道スポ】DF石川が若手を叱咤 「もっと言い合え」 24歳アニキ的存在??北海道新聞[FORZA!コンサドーレ
「話して改善できることは積極的に話して、思ったことは素直に伝えないと」

札幌石川が喝「仲良しグループ」になるな – サッカーニュース : nikkansports.com
「札幌の選手は試合中にしゃべる人が少ない。いいところはいい、直した方が良いと思ったら互いに言い合うことからやっていかないと」

石川「もっと自己主張を」若手と緊急討論…札幌:サッカー:北海道:スポーツ報知
「もっと自分を出した方がいいと思ったので。話し合いをもとに、みんなでつくるサッカーがしたい」

指摘された直後だと若手選手達も「もっと言い合った方がいいかもしれない」「けんかするぐらいの気持ちがあってもいい」と言えるのですが、日にちが経てば徐々にフェードアウトしてきたのがこれまでのコンサ。

言われてきたことだけ、自分の守備範囲内だけで仕事をしていればそれで良かった分業制の三浦サッカーに対して、コーチングがより大切になっている今年の石崎サッカー。阿吽の呼吸というのもありますが、概ね言葉で言わないと気持ちなんて伝わりませんし、相手もこちらの弱いところや死角を狙ってきますから、自分一人では限界がある。ずっと意識してやっていかなくてはなりませんね。

とはいっても、今シーズンももう残り10試合そこそこの時期なのですけれども。なかなか改善していくには時間のかかる問題ではありますが、外から来た選手に言われ続けるのもそろそろ終わりにしたいところです。良くも悪くも感情表現豊かな選手が道産子から出てきてくれるといいんだけど。

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